冷え性、むくみ、フラフラ、などの症状がある女性。
要注意!
それって鉄分の不足からくる貧血の症状です。
女性に多い鉄分不足。
放っておくと後で後悔するような事態になることもあります。
鉄分不足には日ごろから気を付けなければならないこと、あまり知られていませんよね。
その症状は冷え性、むくみ、フラフラにとどまらず、
疲れやすいなどの症状でも気付きたいところ。
鉄分不足は何故起こるのか?
その原因を探ってみます。
原因はもちろん、鉄分不足で起こる恐ろしい症状もご紹介します。
鉄分不足を解消して、スムーズな生活を送りましょう。
➀鉄分不足の正体とは?
女性の鉄分不足が増えてきています。
鉄分不足は「鉄欠乏症貧血」を引き起こします。
日本人女性は特に鉄欠乏症貧血になりやすいと言われています。
気付きやすい症状としては、
- 仕事の疲れが翌日まで残る
- だるい、疲れやすい
といった症状が出始めたら、鉄分不足が原因の鉄欠乏症貧血を疑ってみて下さい。
鉄分不足で起こる鉄欠乏症貧血はどうして起こるのか?
その原因を詳しく見て行きましょう。
体中の酸素を運ぶ役割を担うヘモグロビンという赤血球があります。
このヘモグロビンが生まれるためには、鉄分が必要となります。
その鉄分が何らかの原因で不足すると、当然、ヘモグロビンの生まれ変わりが、十分に行われなくなりますよね。
そうすると、体内の酸素が減ってしまうのです。
その結果、倦怠感、疲労感を感じやすくなってしまいます。
つまり、鉄欠乏症貧血は「脳が酸欠状態」であることを証明しているのです。
もしかして鉄分不足の鉄欠乏症貧血?
と思われる7つの症状を明記します。
- 症状1:頭痛
- 症状2:めまい
- 症状3:立ちくらみ
- 症状4:冷え性
- 症状5:むくみ
- 症状6:動悸
- 症状7:息切れ
これらが頻繁に起こったら、鉄分不足が原因の鉄欠乏症貧血の可能性が高いです。
➁鉄分不足が引き起こす症状とは?
鉄分は女性だけでなく、男性ももちろん、身体に大切で必要なものであります。
日本人女性の4人に1人が、鉄分不足、貧血と言われています。
貧血の中でも70%と圧倒的に多いのが、先にも紹介しました鉄欠乏症貧血です。
鉄分が不足する原因としては、
- 原因1:偏った食生活で鉄分が足りてない
- 原因2:病気や手術などで出血して鉄の排出が多い状態
といったことが挙げられます。
女性ですと月経によって鉄分不足になることが多いですよね。
今でもあるのか分かりませんが、会社によっては「生理休暇」が認められている会社もあります。
それほど、生理痛は辛いですし、貧血も起こしやすいのです。
ここで、よーく聞いて欲しいのは、
鉄分が不足しているという症状がとても危険な状態である
ということを自覚して欲しいのです。
成長期や妊娠など、身体に大きな変化が起こる時は、特に鉄分が必要となります。
鉄分不足で女性は初潮が遅れたり、生理不順が起こったり、妊娠しにくくなるとまで言われているんです。
➂鉄分不足を解消する食品
推奨されている1日の鉄分摂取量の目安は、
- 15歳~69歳までの女性の場合10.5㎎。
- 30歳~69歳までの男性の場合7.5㎎。
となっています。
鉄分には、動物性の食品に含まれる「ヘム鉄」と、
植物性の食品に含まれる「非ヘム鉄」とがあります。
「ヘム鉄」の方が体内への吸収率が高いと言われています。
ヘム鉄を含む食品
・豚肉と鶏肉のレバー
・あさり、しじみ
・かつお
・干しエビ
非ヘム鉄を含む食品
・ほうれん草
・きくらげ
・納豆
・切り干し大根
・高野豆腐
・干ししいたけ
特に女性は鉄欠乏症貧血の原因になりやすいので、これらの食品を積極的に摂っていきたいですね。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
以上の情報がお役に立てれば幸いです。