夏の定番スイカ。
このスイカ、実は妊娠中の妊婦さんにもお勧めな果物なんです。
その栄養素やカロリーの低さから、ダイエット効果もあるとされています。
また、いつもは食べ残すスイカの皮も、実は偉大な作用があることが分かっています。
スイカの皮は漢方では貴重なものとされています。
コレステロールの減少や血管を拡張させるという作用があるんです。
スイカの実だけでも十分な栄養が摂れますので、是非とも妊婦さんに食べていただきたい果物です。
カロリー制限もされる妊婦さんにはうってつけの食べ物ですよ!
①スイカを食べると妊婦さんに影響は?
スイカで血液改善
スイカにはシトルリンという栄養成分があります。
このシトルリンは血圧を下げる効果と、血液をサラサラにしてくれる作用があります。
妊婦は血圧が上がりやすく、妊娠高血圧というむくみや立ちくらみ、めまいなどが起こりやすくなっています。
そこへ、スイカを食べてシトルリンを取り入れることで、血圧を下げてくれる訳です。
実はスイカの皮にもシトルリンが豊富に含まれていて、女性を中心に注目されています。
スイカの皮を摂取することで、ダイエット効果、むくみ改善、肩こり解消、肌の保湿など。
スイカの皮にはいい成分がたくさん入っているんです。
スイカは胎児の栄養補給!
また、胎児への栄養補給は血液を通して行われるので、血液が綺麗だと胎児にもいい影響が出てきます。
そして、スイカにはビタミン類、リコピンが入っていて、抗酸化作用を促します。
妊婦は体内のビタミン類などの栄養素が胎児へ行ってしまい、急に肌荒れが起こってしまいます。
ですから抗酸化作用は嬉しい作用ですよね。
スイカの果肉はもちろんのこと、普段捨てているスイカの皮も体やお肌にいいことが分かりました。
ですが、皮を食べるというのは、なかなか出来かねますよね。
無理して皮を食べる必要はありません。
果肉にも十分シトルリンがありますので、皮まで食べることはないんです。
②スイカの食べ過ぎは危険!?
スイカの塩分が危険?
90%が水分ですが、スイカは塩分もたくさん含んでいます。
今度は塩分が腸内の水分を吸収しすぎてしまいます。
なので低カロリーだからといって摂りすぎるとお腹を壊してしまう訳ですね。
スイカには栄養素がたっぷりで、低カロリーですから、妊婦さんにはオススメな果物です。
つわりなどで食欲がない時でも、スイカなら栄養も満点、カロリーも低い、何よりさっぱりします。
妊婦さんだと、それこそ、栄養、栄養と言われますが、カロリーコントロールも必要です。
スイカの糖分も危険?
水分、塩分ときて、もう一つはスイカに含まれる糖分があります。
1日の適量糖分量は15gですので、その面でも食べ過ぎると妊娠糖尿病の危険性があるのです。
妊婦さんにスイカがいいと言っておきながら、水分、塩分、糖分の摂り過ぎは危険!
と言うなら、食べない方がいいのでは?と思いますか?そこは次の項でご説明します。
③妊婦さんの正しいスイカの食べ方
ここで、きちんとご説明しなければならないのは、妊婦さんが1日に食べていいスイカの量です。
1日200gまでが適量とされています。
だいたいどれくらいかと言いますと、1口サイズのスイカ、6口分が200gです。
スイカは低カロリーでも200g以上は体が冷えます。
ですが、スイカには妊婦さんにとって良い栄養成分がバランス良く配合されています。
食べ方さえ間違わなければ、妊婦さんにとってこれほど優れた果物はありません。
カロリーには気を付けなければなりませんが、スイカは皮までにも栄養がありますので、カロリーを摂り過ぎない程度ならどんどん食べて欲しい果物です。
もちろん、皮まで食べる必要はありませんが・・・。
くれぐれも摂取し過ぎて、カロリーオーバーにならないようにしましょう。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
以上の情報がお役に立てれば幸いです。