知らない内に二の腕にブツブツが出来てしまったことありませんか?
この二の腕のブツブツって蕁麻疹なの?ニキビなの?イボなの?
と気になりますよね。
ここでは二の腕に出来るブツブツの正体を暴き、ブツブツが出来る原因を探っていきたいと思います。
そんな二の腕のブツブツにはどんなお薬があるのか?
お薬以外で自分でケアする方法がないのか?
まで、色々検証してみました。
女性にとって体のどの部分でもブツブツがあったらイヤな気分です。
オシャレも限られてきてしまいます。
原因を知ることでケアの仕方も分かってきます。
もう二の腕のブツブツからサヨナラしましょう。
➀二の腕のブツブツの正体
二の腕のブツブツの正体は毛孔性苔癬(もうこうせいたいせん)という皮膚炎の一種です。
この毛孔性苔癬のやっかいなところは、二の腕以外にも太もも、お尻、背中などにも出来てしまうところです。
だいたいが思春期の10代に見られる症状で、年齢を重ねるとなりくくなってきます。
どうしてブツブツが出来てしまうのか?
その原因は毛穴に詰まった角栓が原因の一つなんです。
毛穴の内側にある角質層が分厚くなると当時に古い角質が角栓となって毛穴を塞でしまい、その結果が硬い角質となってブツブツとして現れるのです。
そんなプロセスはありつつも、実は本当の意味での原因はまだはっきりわかっていないんです。
毛穴に詰まった角栓以外にも思い当たる原因となるものは・・・、
・皮脂腺機能が正常化していない
・ビタミンAの欠乏
・遺伝
・ホルモンバランスの乱れ
などが挙げられます。
ただ、ニキビとは違うことだけは、はっきり申し上げます。
ニキビと似ているからと言って、ニキビと同じ対処法をしてしまうと、思わぬ皮膚トラブルが起こります。
➁二の腕のブツブツに効く薬
二の腕のブツブツを改善する成分としては「尿素」がメジャーです。
尿素配合クリームは市販でも病院での処方箋でも手に入ります。
この尿素配合クリームは何がいいかと言いますと、角質を溶かす作用があることなんです。
角質を溶かせば肌の表面を柔らかくすることも可能ですので、余分な角質を取り除く働きをしてくれるのです。
そして、保湿効果にも優れていることから、お肌を乾燥から守る働きもしてくれます。
皮膚科へ行くと外用薬としてサルチル酸の尿素配合の軟膏クリームを処方してもらえます。
その他保湿剤なども毛孔性苔癬にいいとされています。
保湿剤はお肌の水分量を保つためのヘパリン類似物質配合保湿剤として活躍します。
ヒルドイドというのが最も代表的な保湿剤です。
漢方薬も効果的と言われています。
中でもハトムギを原料としたヨクイニンがおススメです。
イボやニキビによる角化症全般に効果があるので、幅広く使われています。
ヨクイニンは代謝を改善して、水分と共に要らない老廃物を排除してくれて、肌を綺麗に整えてくれる働きがあります。
➂自分でケアするには
1.紫外線対策
紫外線を浴びると肌の奥でメラニンが作り出され、シミやニキビの原因となります。
毛孔性苔癬に関しても皮脂の過剰な分泌や皮膚の乾燥などに、この紫外線は悪影響を与えます。
紫外線対策はしっかりとしましょう。
2.乾燥対策、保湿ケア
毛孔性苔癬の直接の原因の一つとして乾燥や摩擦による刺激だと言われています。
洋服での摩擦で刺激を受けないように、チクチクする洋服は選ばない方がいいですね。
お風呂上りにはローション、乳液で保湿ケアを徹底しましょう。