柚子と聞くとどんなイメージがありますか?
爽やかな柑橘類の柚子。
ちょっとした調味料に使えたり、柚子湯なんて有名ですよね?
普通の果物なら捨ててしまう皮ですが、柚子に限っては皮にこそ栄養分がたくさん含まれているんです。
皮に含まれている成分の効能は健康的な身体作りや、美容に欠かせない効能となっています。
その栄養素で美容効果も叶える、柑橘系の中でもある意味特別なものであると言えます。
だいたい果物って食べる目的ですよね。
柚子は食べることが目的ではないですから、わざわざ買ってこようという気持ちにならないかも知れません。
でも、ちょっと特別な日や、冬の間のお風呂タイムに柚子湯をして、癒されてみてはいかがでしょうか?
➀柚子の効能
柚子はカボスやスダチの仲間です。
そんな柚子はビタミンCを多く含んでいることは、柑橘類の中ではトップだということを申しておきます。
柚子の皮にはヘスピリジン、リモネンがたくさん含まれているので、血液の流れを正常に戻してくれる働きがあります。
ですから、疲労回復、肩こり、筋肉痛の予防に重宝されています。
柚子の香りって爽やかでなんか落ち着きませんか?
柚子の香りいは沈静効果があるので、心身共に癒されます。
では柚子の果肉はどうでしょうか?
柚子の果肉にはクエン酸などの有機酸類が豊富ですから、胃液の分泌の働きをスムーズにして、消化管の健康を保つ働きがあります。
残るは柚子の種ですが、柚子の種にはペクチンというぬるぬるしたものがあり、それが毛細血管の働きを促して、小じわの予防、シミ、ソバカスなどを改善してくれます。
➁柚子に含まれる栄養素
柚子は調味料としても活用されていますが、何と言ってもビタミンCが豊富なので、様々な力を発揮してくれます。
そのビタミンCはレモンの2倍もあります。
ビタミンCがもし不足してしまうと、毛細血管から出血して歯肉炎、貧血、脱力感、食欲不振などの症状が出てしまいますので、ビタミンCって重要な役目をしているんですね。
栄養素としてはみかんの3倍あります。
その栄養素はクエン酸であり、疲労回復、整腸作用に期待できます。
じゃあ、クエン酸が不足するとどうなるの?
疲労や体脂肪などをため込んでしまうのです。
ですから、クエン酸たっぷりの柚子はダイエットにも良いと言われています。
柚子の皮の外側にはリモネンという成分があります。
リモネンは血行を良くする働きをしてくれます。
ですから、血流が良くなることで体を温めてくれるので、健康的面もサポートしてくれます。
➂柚子の美容効果
再三柚子に含まれるビタミンCについて話してきましたが、柚子に含まれるビタミンCは柑橘類の果物の中ではトップを誇ります。
それはリンゴの40倍であり、はちみつの1.5倍であります。
ビタミンCが美容にいいとは有名な話しですよね。
その他、柚子に含まれる美容にいい成分をご紹介します。
アミノ酸・・・美容成分として代表的
セリン・・・皮膚の潤いを保つ
アスパラギン・・・体にいらない物質を取り除く
ヒスチジン・・・紫外線などの害を防ぐ
ヘスペリジン・・・老化防止
カルシウム・・・お肌の健康には不可欠
女子力が高い人は柚子を栄養素として、美容として取り入れているかもしれませんね。