納豆は日本人なら誰しもが知っている大豆食品です。
その納豆が健康食であることも十分周知のことと思います。
今一度、納豆について調べてみると割と知らないこともあり、新鮮でした。
まず、納豆の栄養とその栄養価の高さと豊富さは何度聞いても素晴らしい!としか言いようがありません。
栄養を活かして美容の分野にまで効果をもたらし、果てには妊婦さんにもお勧めだということなんです。
ただ、妊婦さんが納豆を食べるには注意が必要なことも、今回分かったのです。
中には納豆が嫌いな人もいらっしゃいますが、納豆ほど単純な食べ物って他にないのでは?と思ったりします。
➀納豆の栄養価
納豆に含まれる栄養価は、タンパク質、ビタミンB2・B6・E、カリウム、マグネシウム、鉄分、カルシウム、ミネラル。
と、これらが栄養バランス良く含まれています。
大豆の栄養素はそのままであり、それに加えて発酵しているので、プラスアルファの効能が増す食品でもあります。
納豆と言えばナットウキナーゼという納豆菌があることはご存知でしょうか?
このナットウキナーゼという納豆菌から作られる酵素には、血栓溶解作用があるので血栓予防効果があります。
納豆菌の酵素分解の働きによって、大豆の栄養で消化吸収しやすい状態にすることも出来ます。
それによって納豆菌は整腸作用もあるのです。
➁納豆の美容効果
大豆イソフラボンは女性ホルモンに似た働きをするので、一時期美容にも良い豆乳ブームがありましたよね。
その大豆イソフラボンは更年期障害の緩和や、動脈硬化予防、骨粗鬆症対策にも効果があることが分かっています。
そして納豆にはビタミンB群が豊富に含まれているので、美容にも良い作用をします。
その美容と同時にダイエットとも深いつながりがあります。
ダイエットのために不可欠であろう便通の良さに特化しますと、納豆には1パック中3.0gの食物繊維が入っています。
その納豆作用で便秘が解消されて腸内を綺麗にしてくれる訳です。
そうすると、代謝UP、肌の調子もUP、と美容効果として良いことづくめなんです。
➂納豆を妊婦さんが食べる時の注意点
納豆に含まれる栄養価の中のタンパク質と鉄分は、胎児の成長につながる栄養素をたくさん含んでいますので、妊婦さんには是非納豆を食べてもらいたいです・・・。
と言いたいところなのですが、妊婦さんが納豆を食べるに当たっては、1日に2パックまでとして下さい。
どうして妊婦さんに制限があるのか?
それは、納豆に含まれるイソフラボンが妊婦さんと多いに関係してきます。
妊婦さんがイソフラボンを過剰に摂取してしまうと、なんと胎児に悪影響を及ぼすのです。
イソフラボンはホルモンバランスを整えるのに有用な成分でありますが、妊婦さんが過剰に摂ってしまうのはダメなのです。
良い面と悪い面は表裏一体というところでしょうか。
ですが、上述しましたように、納豆は胎児には良い影響もありますので、摂り過ぎない範囲で食べていくと美容にも良いと思いますよ。