朝起きたら、手足がむくんでいた。
顔がむくんでいた。
という経験はありますか?
むくみは全身どこにでも現れる症状ですので、気を付けないと誰にでも起こり得ます。
むくみと一括りに言っても、手には手の、足には足の、顔には顔のむくみの原因が存在します。
むくみは大きな病気が隠れているサインとなる場合もあります。
手足、顔、それぞれの原因を知ることで、対策もしやすいかと思います。
一見、太ったのかな?と思いがちですが、むくみは改善することが出来ます。
ここでは、手、足、顔の原因を学びましょう。
意外な原因が隠されているかもしれませんよ。
➀手のむくみの原因
手のむくみの原因は主に「水」です。
手足は血液と一緒に水分が回ってきて、その後、血管から要らない物と一緒に、水が外に排出されます。
水が外に排出される時はリンパを通して腎臓に届いて、おしっことなって出て来ます。
このリンパの流れが悪くなることで、血管のまわりの細胞に水が溜まることが原因で手のむくみとなるのです。
手足は心臓から遠い部分にありますので、血液自体も流れが悪くなる傾向があります。
手にむくみが出て、ひと晩経てば治ってしまうならいいのですが、繰り返し手のむくみが出ると要注意です。
手のむくみはホルモンや自律神経が原因でなる場合もありますので、そのような病気の原因なのかで、対策法も違ってきます。
➁足のむくみの原因
足はどうしても心臓から一番遠い場所にあるので、元から冷えた血液が届きやすく、身体の中でも位置が下ですから、水分が溜まりやすくなっています。
ですから、足のむくみは起こりやすいです。
足は身体を支えていることから、どうしても疲れやすく、同じ体勢を続けていることで、血液やリンパ液が滞ってしまうことが、足のむくみの最大の原因です。
むくみって男性より女性の方がなりやすいですよね。
それは、女性の方が筋肉量が少ないことが原因だと言われています。
また、足の中でもふくらはぎは「第二の心臓」と呼ばれるほど、血液を全体に循環させるために、大切なポンプの役割を担っています。
ふくらはぎのむくみを改善しないことには、その役割は果たせないということになります。
➂顔のむくみの原因
顔のむくみは不要なものがスムーズに流れていれば、むくみません。
何かの影響で余分な水分が流れていない状態だと、顔がむくむ原因となります。
顔のむくみの原因は大きく分けて4つあります。
1.塩分のとりすぎ
塩分をとりすぎると喉が渇きますよね。
ですから、水分をとります。
その水分を必要以上に、身体の中に留まらせようとして、水分の循環を乱してしまうと、顔のむくみの原因となります。
2.アルコールのとりすぎ
アルコールを飲むとおしっこが近くなりますよね。
おしっこの回数が増えると、喉の渇きを誘発するので、自然と水分をとりすぎてしまうのが、顔のむくみの原因となります。
3.運動不足、冷え
身体を動かす頻度が少ないと、血液や水分の流れが滞りやすくなって、顔のむくみの原因となります。
4.月経
月経前の女性ホルモンの働きによって、顔のむくみの原因となります。
以上の情報がお役に立てれば幸いです。