お菓子やお料理のちょっとしたアクセントとしてはちみつは重宝していますよね。
でも、はちみつを切らしてしまっていたらどうしますか?
たったスプーン1杯のはちみつのために、わざわざ買いに出かけるのってちょっと面倒臭くありませんか?
そんな時にはちみつの代用品としてよく使われるのが、砂糖やメープルシロップではないでしょうか?
代用するものがあるのは助かりますよね。
ただ同じ「甘い」という点では大差ないように思われますが、はちみつ、砂糖、メープルシロップにはそれぞれの甘さがあります。
その一つ一つにスポットライトを当てて、詳しく見ていくことにしましょう。
➀はちみつのヒミツ
はちみつはミツバチが集めてきた花の蜜のことだと勘違いされがちですが、実は花の蜜の成分であるショ糖を体内で果糖とブドウ糖に変えて巣に集めたもののことを言います。
花の種類によって違うので、はちみつの味やその色が変わります。
世界には実に1000種類ものはちみつがあると言われています。
ミツバチって嫌われ者ですが、本当はいい仕事をしているんですね。
国産でメジャーなのがレンゲ蜜、アカシア蜜、クローバー蜜です。
純粋なはちみつには抗酸化作用があり、ミネラルビタミンもたくさんあり、砂糖と比べると3倍の甘味があります。
➁はちみつの代用品
はちみつ以外ではどんな代用品があるのでしょうか?
〇メープルシロップ
メープルシロップについては後述➂でご案内します。
〇砂糖
さとうきびという植物が原料の自然の甘味料として知られています。
固形、粉末とありますが、熱を加えるとこのように変身します。
105℃ ⇒ シロップ
165℃ ⇒ べっこうあめ
190℃以上 ⇒ カラメル状
〇オリゴ糖
その種類はたくさあります。
オリゴ糖の役割としては、腸内環境を整えることです。
それにより、便秘予防、便秘改善など、お腹の調子を整えるのです。
また、血糖値を上げにくい甘味料ですから、普通の料理の時の砂糖の代用として使えます。
〇水あめ
穀物や芋類に含まれるデンプンを利用して作られた甘味料。
あめの材料としては有名ですが、他にも料理にコクやテカリを加えて、しっとりとした口当たりになります。
〇ガムシロップ
砂糖と水、アラビアガムを煮て作った甘味料。
最近では黒糖ブドウ糖液糖のみで使われたり、砂糖やはちみつとミックスしたものなどが商品化されています。
➂メープルシロップについて
メープルシロップは砂糖楓(さとうかえで)の樹液を煮詰めて作られた天然の甘味料です。
主な成分はショ糖です。
100gあたりのカロリーを計算してみますと・・・。
白砂糖 ⇒ 384kcal
はちみつ ⇒ 294kcal
メープルシロップ ⇒ 257kcal
これを見てお解りのようにメープルシロップが一番カロリーが低くなっています。
また、栄養価が素晴らしく揃っていて、カリウムは砂糖の100倍以上。
カルシウムは75倍。
マグネシウムは18倍
と、ミネラルバランスが抜群なんです。
その他、ビタミン、アミノ酸、タンパク質、有機質、ポリフェノールも含んでいます。
ローカロリーなメープルシロップですから、糖質ダイエットにも向いています。
先程も申しましたがミネラルバランスが良いので美容効果も期待できる訳です。
ダイエットと美容効果。
これだけでも女性は飛びつく食材ですよね。