貧血は女性に起こりやすいと言われています。
女性が貧血になる割合は20~25%と言うのですから、
いかに女性に貧血が多いか分かりますよね。
女性が貧血を起こす原因は一体何なのでしょう?
その対策方法は食べ物で対策出来るようです。
貧血の原因を知って、食べ物で対策していく方法をご紹介します。
貧血が起こっても、すぐに症状が改善されがちなので、あまり気にしていない人もいるかと思います。
ですが、貧血を甘くみてはいけません。
女性が貧血を起こす原因と対策を知ることで、予防にもなるかと思います。
自分なりの貧血対策をしていきましょう。
➀女性に貧血が多いその原因とは?
原因1:月経による出血
貧血は赤血球が不足することで、酸素が体内に上手く運べない「酸欠状態」で起こります。
女性は1ヵ月に1回月経があるので、貧血になりやすいのは頷けます。
原因2:過度なダイエット
女性の貧血の原因として最も多いのが、ダイエットが原因の貧血です。
痩せたいと願う女性は多いですが、過度なダイエットは赤血球を作るのに必要な栄養素である、
鉄分、タンパク質、ビタミンが不足しがちなのです。
栄養が不足すれば当然貧血になりますよね。
原因3:妊娠
お腹の中の胎児にたくさん酸素を送らなければならないため、その分、母体が貧血になりやすくなります。
また、妊娠すると赤血球も増えるので、それ以上に血液の水分量が増えます。
そのため、赤血球の密度が薄くなり貧血の原因になってしまいます。
原因4:出産
女性の大きな仕事である出産。
出産は出血を伴いますので、出産後貧血になることも珍しくありません。
原因5:授乳
授乳も多くの栄養を赤ちゃんに与えるので、
必然的に母体は貧血になりがちです。
原因6:病気
女性の場合、子宮筋腫や子宮腺筋症の病気が原因で、
月経時の出血が多くなることで、貧血を起こす場合があります。
➁貧血の対策
貧血の内の90%以上は「鉄欠乏症貧血」と呼ばれるものです。
鉄分、タンパク質、ビタミンCが不足することで起こります。
対策としては、食生活の見直しで改善出来ます。
摂取すべき鉄分は二つあります。
- 肉や魚などの動物性食品に含まれる鉄分である「ヘム鉄」。
- 野菜や果物、貝類などの植物性食品に含まれる鉄分である「非ヘム鉄」。
対策としては貧血に良い食べ物を摂取することですが、
食べ物で鉄分を補い続けるのは結構大変なんです。
食べ物以外での貧血対策としては、
サプリメントということも視野に入れて欲しいところです。
鉄分を含むサプリメントを取り入れる方が、現実的な対策法かもしれません。
➂貧血によい食べ物
ヘム鉄を含む貧血対策の食べ物
<肉類の貧血によい食べ物>
豚レバー、鶏レバー、牛レバー、コンビーフ、卵、
サラミ、フォアグラ、牛肉のハツ、牛肉のひれ、
牛肉のタン、鶏の砂肝、牛肉のひき肉、
豚肉のタン、牛肉のランプ、牛サーロイン、
ローストビーフ、牛リブロース
<魚類の貧血によい食べ物>
鮎、かつおぶし、ウナギの肝、いわし、
めざし、いかなご、カツオ、マグロ、ぶり、サンマ
非ヘム鉄を含む貧血対策の食べ物
<野菜類の貧血によい食べ物>
切り干し大根、パセリ、唐辛子、枝豆、大根の葉、
小松菜、サニーレタス、グリーンピース、菜の花
<貝類の貧血によい食べ物>
アサリ、干しエビ、はまぐり、ほや、しじみ、
ほっき貝、はまぐり、いくら、牡蠣
<果物類の貧血によい食べ物>
干しブドウ、乾燥プルーン、アボカド、ラズベリー、
干し柿、いちご、バナナ、オレンジ、
キウイフルール、きんかん
<豆類の貧血によい食べ物>
大豆、きな粉、エンドウ豆、小豆、そら豆、
ひよこ豆、湯葉、納豆、あんこ、油揚げ、インゲン豆
最後に一言
女性が貧血になる可能性は想像以上に高いことが分かりました。
適切な対策を取っていくことで、貧血を起こさせない食生活を送りましょう。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
以上の情報がお役に立てれば幸いです。