お酒が好きな人は、焼酎もたまらないお酒に入るでしょうね。
焼酎は麦、芋、など種類もあり、ストレートで飲むのも良し、割って飲むのも良しと、色々な味わいが楽しめますね。
そんな焼酎ですが、カロリーや糖質は高いのでしょうか?
なかなか普段では気づかない、焼酎のカロリーや糖質を見直してみませんか?
焼酎の特徴の一つを知ることで、焼酎は糖尿病の方でも飲めるケースがあります。
一般的に糖尿病はお酒が禁止されそうですが、実は条件次第では飲める場合があるんです。
それが焼酎であることは、カロリー、糖質の数値を見てから分かることです。
読み進めていってみましょう。
➀焼酎はカロリー少なめ?
焼酎を2つに分類すると、
・連続式蒸留焼酎 ⇒ 甲類
・単式蒸留焼酎 ⇒ 乙類
となります。
甲類は原料が穀類となりますので、乙類よりカロリーや糖質が高いです。
そんな甲類はクセがないことが特徴の焼酎です。
酎ハイやサワーなどに適しています。
乙類は昔ながらの製法で、焼酎の香味が楽しめます。
麦、米、さつま芋が原料になっているので、ロックやお湯割りで飲まれています。
そんな甲類と乙類のカロリーを見てみると、
・焼酎の甲類 ⇒ 100g 206kcal
・焼酎の乙類 ⇒ 100g 146kcal
と、ちょっとカロリーに違いがあるのが分かります。
甲類は純度が高いのでカロリーもお高めなんですね。
ですが、甲類はストレートよりも割って飲むのが主流なので、結局乙類がストレートで飲むと、乙類の方がカロリーが高くなるんですね。
➁焼酎は糖質がゼロ!?
焼酎は炭水化物が含まれていませんので、糖質はゼロなんです。
最近は糖質ゼロのお酒が増えていますが、焼酎はそもそもが糖質ゼロなので、その点は他のお酒とは違います。
ですが糖質がゼロだからと胡坐をかいているのはダメ。
焼酎は糖質を含んでいない代わりに、カロリーはしっかりありますので、カロリー制限をしている方は気を付けなくてはなりません。
➂焼酎と糖尿病の関係
糖尿病患者さんは、お酒がNGなイメージがありますが、実際はどうなんでしょう?
確かにアルコールは血糖値に影響を与えますが、焼酎と上手く付き合っていく方法があります。
アルコールを飲むと、グリコーゲンのブドウ糖への分解を促すため、ブドウ糖は再び血液を介し、体内を流れて血糖値が上がります。
その際、注意すべきは、そのアルコールに糖質が含まれているか?という点です。
ビール、日本酒、ワインなどは糖質が含まれていますが、焼酎でしたら糖質はゼロです。
糖尿病患者さんは原則禁酒。
ですが、全ての糖尿病患者さんが飲酒してはいけないという訳ではないんです。
1日当たり160kcalまでならOKとされているんです。
焼酎は1杯118kcalですから、セーフラインですね。
このように、糖尿病患者さんでも、一定の規定の量までは飲酒が許されているんです。
焼酎は糖質もゼロですし、お勧めと言うのも変な言い方ですが、糖尿病患者さんのお酒を飲みたいという気持ちに、応えられるアルコールであることは間違いないですね。
糖尿病患者さんは、食べ物でも、飲み物でも制限されることが多いです。
糖尿病だからと我慢することも多いです。
ですが、糖尿病患者さんの唯一の救いともなるべき、焼酎を始め、カロリーを守れば、アルコールを飲めることは有りがたいことですね。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
以上の情報がお役に立てれば幸いです。