ちょっとしたおやつにレーズンを一つまみ。
これがレーズンが高いカロリーになってしまう入口となっていること、気付いてましたか?
レーズンはもともとは果物なんだから、カロリーが高いわけがない!というのは誤った情報です。
今流行りの糖質制限ダイエットの中でも、時に、レーズンはちょっとした間食にならいい。
という意見と、糖質制限ダイエット中なら、レーズンは控えた方がいい、という意見があります。
果たして、どちらが正しいのか?
といった点を紐解いていきます。
どうして一見ダイエットとは関係のないレーズンが、高いカロリーで糖質ダイエットにはいいのか?悪いのか?との議論になるのか、一緒に見ていきましょう。
➀レーズンは実はカロリーが高い?
レーズンのカロリーは10粒(20g)で30Kcal。
こう見ると、低カロリーでダイエットにも向いていそうな印象を受けますよね。
ダイエットをしている人の中では、ドライフルーツはダイエット中のはおススメなおやつと言われています。
実際、レーズンも市販のお菓子よりは、カロリーは低いです。
ここからが問題なのです。
レーズンを食べる時、10粒でお終いに出来る人ならいいんです。
問題なのは、10粒で終わらず、止まらなくなって、ついついレーズンを食べ過ぎてしまう。
この行動がカロリーオーバーになる落とし穴なんです。
ですから、レーズンはカロリーが高い部類に入ってしまうという訳なんです。
レーズンは1粒が小さいので、かなりの量を食べないと満足感が得られません。
それが結果、カロリーが高いとなってしまうのですね。
➁糖質制限ダイエットとは?
糖質制限ダイエットとは、カロリー制限ダイエットとは異なり、カロリーの計算は要りません。
ただ単に糖質が多い食べ物を摂らない。
というだけのダイエットが糖質制限ダイエットです。
カロリー制限ないこと。
腹八分目でいいこと。
肉を食べていいこと。
アルコールもOKなこと。
などから、続けやすく、失敗しにくいダイエット法です。
糖質制限ダイエットで守ることは、
1.1日3食きちんと食べること
2.1日の糖質の量は50g以下にすること
とにかく、糖質は減らしても、食事を抜くことは一番やってはいけいないのが、糖質制限ダイエットです。
➂糖質制限ダイエットでレーズンがNGな理由
➀と➁のまとめとなりますが、レーズンは高い糖質なので、糖質制限ダイエットではNGな食材の部類に入ります。
レーズンは果物から作られるから、糖質制限ダイエットには関係ないのでは?
というのは、NGな知識です。
レーズンを100gあたりで見た時は、
糖質量 : 83.4g
カロリー : 315kcal
となっています。
ですからレーズン50gを摂ると、1食分の食事以上の糖質量と高いカロリーだと言うことになるのです。
ちょっと待って、レーズンを50gなんてそんな量食べないけど。
という声もありそうですが、レーズンは1袋80gです。
しかも小さいものですから、袋を開けたらいつの間にか、やめられない、とまらない、で50gなんてペロリと食べてしまうものなんです。
ですから、レーズンは砂糖と同じ扱いになってしまいます。
高いカロリー、高い糖質になってしまう最大の理由は、レーズンは乾燥させているので、その分水分を飛ばしているからなんです。
先にも申し上げました通り、水分を飛ばしていることで、レーズン一粒が小さくなっているので、つい食べ過ぎてしまうということが起こり得る訳なんです。
ですから、糖質制限ダイエットをしている人には、レーズンはカロリーが高いので、向いていない食べ物だということがお解りいただけたと思います。