子供のころは野菜の良さが分かりませんでした。
母からサラダを残さず食べなさい、と毎食口を酸っぱくして言われていました。
それでも、大人になると野菜の良さが分かってきたのですから不思議です。
野菜中心の生活は健康維持のためにも、ダイエットのためにもいいとされてきました。
特にダイエットしている方は、野菜中心のサラダは必ず食卓に上がることでしょう。
サラダだけではなく、野菜中心の料理も大人になると美味しく感じることが出来るようになってきました。
だけど今、野菜中心の生活に黄色信号が出ているようです。
ダイエットにおける野菜中心の位置付けが変わっているようです。
これから詳しくお話ししていきますね。
➀野菜中心のダイエットの罠-part1-
〇タンパク質の不足
野菜には三大栄養素であるタンパク質が含まれていません。
お肉は太る。
野菜は痩せる。
単純にそう思っている方も多いかと思います。
確かに野菜中心の食事では体重が落ちるかもしれません。
でもそれは筋肉が減っただけのことに過ぎないのです。
タンパク質が不足した体は基礎代謝が落ちてしまい、痩せにくい体質を作ります。
野菜中心で太ることはないけれど、痩せにくい体質になるということは、ダイエットの意味がないですよね。
逆にリバウンドしやすくなって、再ダイエットをしても上手くいかないかも知れません。
また、タンパク質が不足することで、肌はカサカサに、髪の毛はパサパサになってしまうんです。
〇糖分が潜んでいる
実は野菜には糖分が含まれていることをご存知でしたか?
野菜といえばヘルシーというイメージですが、野菜なら何でもいいという訳ではありません。
トマト、大根、レタス、キャベツ ⇒ 糖質は低め
芋類、レンコン、ニンジン、玉ねぎ ⇒ 糖質多め
糖質多めの野菜には共通点があります。
どの野菜も土の中出来る野菜です。
土の中で出来る野菜は大根を除いて、糖質多めと覚えておきましょう。
➁野菜中心ダイエットの罠-part2-
〇消化が早い
ご飯、肉、魚と比べて野菜は消化が早いのです。
断然、ダイエットには役に立ちません。
野菜をたくさん食べてお腹いっぱいになっても、すぐにお腹が空くので、ダイエットの意味がない訳です。
空腹って精神的には集中力がなくなったり、イライラしたりします。
体的には飢餓状態になって、次の食事をドカ食いしてしまいます。
〇便秘の解消にはならない
野菜には食物繊維が含まれていることから便秘にいいとされてきました。
ですが、上述しましたように、野菜は消化が早いので、腸の活動も少ししかないのです。
これでは腸の活動が足りなくなります。
逆に、ご飯や肉などエネルギー力が大きいものは、消化に時間を要するので腸の活動を活発にして便秘解消になるのです。
➂野菜を上手く取り入れてダイエット
ここまで見てきて、じゃあ、野菜を食べても意味ないの?
と思うかもしれません。
そんなことはないのです。
野菜中心生活のメリット
野菜中心の良い所を挙げてみます。
野菜にはビタミンが豊富です。
健康には欠かせない大切な栄養素がたくさん含まれています。
ダイエットを成功させるために理想なのは、ご飯、お肉、野菜をバランスよく取り入れることです。
お肉でタンパク質を。
ご飯で炭水化物を。
野菜でビタミンを。
これが理想形です。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
以上の情報がお役に立てれば幸いです。