育児は時間がいくらあっても足りないくらい、てんてこ舞いですよね。
おむつをしている赤ちゃんなら、毎日何十回とおむつを替えなきゃいけません。
一昔前は紙おむつが主流となっていましたが、現在、布おむつが見直されてきています。
何より、布おむつより紙おむつはお金がかかりますよね。
でも、布おむつなら洗えば何回でも使えて、経済的に負担は少ないです。
布おむつでも洗い方さえ面倒臭がらなければ、布おむつの方が使いやすいというケースも増えているとか。
今は重曹やクエン酸といった便利な洗剤が出ています。
重曹やクエン酸を上手く活用した洗い方なら、臭いも汚れもスッキリ落とします。
布おむつの洗い方についてご紹介します。
➀布おむつの洗濯の準備
用意するもの
・蓋つきのバケツ・・・うんち用、おしっこ用で2つ用意
・水
・重曹
布おむつはいつも通りに洗濯するだけでは、汚れは落ちません。
つけ置き洗いをしなければいけないのですが、そこで欠かせないのが重曹となります。
今は100円ショップでも購入することが出来、あらゆるお掃除に大活躍する重曹。
布おむつを洗うのにも適している訳ですね。
この重曹を使うことで頑固な汚れが落としやすくなります。
それと同時におしっこのアンモニア臭も取り除いてくれます。
➁布おむつの洗い方
(1) 布おむつの汚れを軽く落とす
・うんちの場合
うんちはトイレに流してしまいましょう。
離乳食になると固いうんちになるので楽になりますよ。
バケツの中に水をためて、振り洗いをします。
シャワーなどの流水で洗い流すのもアリです。
また、便器のたまり水で振り洗いするケースもあります。
・おしっこの場合
おしっこ用のバケツに入れて蓋を閉めておく。
(2) バケツにつけ置きする
うんちもおしっこも基本的につけ置きです。
水と重曹をバケツに入れて蓋をしておきます。
この時、重曹の代わりに合成洗剤、固形洗剤、セキス炭酸ソーダ、クエン酸でもOK!
クエン酸にスポットライトを当てますと、クエン酸はおしっこの汚れ落としに適任です。
夏場のつけ置きは臭いを抑えてくれますので重宝しますよ。
(3) 洗濯機で洗う
ひと晩、又は朝から夕まで長時間つけ置きしたら、ゴム手袋をして軽く下洗いをして、しっかり絞って洗濯機へ。
➂布おむつを洗う時間がない!という時は?
育児は忙しさとの勝負です。
紙おむつよりいいところもたくさんある布おむつですが、布おむつの難点はいちいち洗わなくてはならない点ですよね。
でも、忙しくて洗う時間がない。
もう、ストックの布おむつがない。
などと言う場合はどうしたらいいのでしょうか?
まずは、最初からつけ置き洗いをします。
漂白剤を混ぜたバケツにおむつを一斉にポイします。
洗濯機で洗濯するまでつけておきます。
そうすることでカビも生えないですし、臭いもしなくなります。
つけ置き洗いの後も汚れが気になるところがあったら、洗濯機に入れる前に漂白剤を2倍に薄めた液をかけて、ゴム手袋でこすり洗いをします。
余談ですが、うんち汚れが落ちやすい素材をここでご紹介します。
・バンブー
・フリース地
・ネル地
・リネン
いかがでしたでしょうか?
思ったより布おむつを洗うのは大変ではないようですね。