親離れできない女性が増えているようですね。
結婚しても実家に入り浸ったり、独身の女性でもいつまでも家を出て行かない人もいます。
本当の意味での自立が出来ていないのでしょうね。
今流行りの友達親子もネグレクトではないか?と言われているくらいです。
親と子供の関係性って何が正解なのかは分かりませんが、親は子供を自立させて初めて親の役割を終えるのではないでしょうか?
そんな親離れできない女性にはあらゆる原因があります。
その原因も小さい頃からの積み重ねから起こります。
親離れ子離れは不適応障害というくくりに入るようですが、決して病気ではありません。
精神疾患のようなものに感じられますが、病気ではなくあくまでも親離れできない未熟な人の特徴です。
➀親離れできない人の特徴-その1-
実家が一番居心地がいい場所となっているのが特徴。
そうなると実生活で友達を作ったり、自分の居場所を自らの手で作ることが出来なくなります。
他人から攻撃されて傷つくことを恐れて、守られている実家が安らぎの場所となってしまうのです。
社会人になっても自己判断が出来ない人は親離れできないことの証拠です。
大事なことを自分で判断できない、ただ次の指示を待つだけの人になる困った症状。
これって実は反抗期がなかった人に多く見られます。
反抗期は自我が芽生えて、悩みやトラブルを自分で考えて決断し、行動し、解決していく力を培う大事な時期です。
ですから、ある程度の反抗期があった方が親離れできる道筋でもあります。
➁親離れできない人の特徴-その2-
社会人になった時をきっかっけにして、一人暮らしを経験することも親離れすることで大事なことです。
一人暮らしは親との距離が自然に出来て自立していけるチャンスです。
実家にいると家事も親がやってくれるのが当たり前になってしまいますよね。
それこそが親離れ、子離れできない相互依存となってしまいます。
完璧主義者も親離れできない人の特徴です。
過干渉の親の元で育つと常に良い子であろうとして、人からの評価を気にしてしまいます。
正に優等生タイプ。
また、コミュニケーションが苦手なのも特徴の一つです。
友達など心を許せる人が出来ないと、相談相手や話し相手が常に親になってしまいます。
そうすると、一人で決断、行動する自信が持てないままになってしまいます。
➂親離れできない人の解決策
学生でなくなったら経済的に自立していきましょう。
社会人で実家暮らしなら生活費は家に入れましょう。
親離れできない人の根底にある心理は、幼少期に親の愛情に恵まれなかった人。
逆に正反対の親が過干渉だった人。
この二つの心理が大人になっても親離れできない原因となっています。
これを解決していくには、親以外に友人、彼、夫などで、自分の価値や存在を認めてくれて、受け止めてくれる相手を見つけることです。
自尊心が高まれば物事の判断基準が自分となり、精神的にも自立することが出来ます。
また、親離れできない人は結婚してもトラブルを起こしてしまいます。
その結果離婚してしまう人も少なくありません。
自立して幸せに生きていくこと。
これが親への一番の親孝行です。
自分軸というものをしっかり持つことです。