マヌカハニーを知っていますか?
はちみつの一種ですが、摂れる期間が短いので貴重なはちみつとして知られてきています。
マヌカハニーを風邪やのどが痛い時などにちょっと加えると効果があるそうです。
風邪やのどが痛い時以外でも、様々な効果が期待できるので、毎日少しずつ摂取することをお勧めします。
量的にはスプーン1匙の量のマヌカハニーをそのままで、1日3回~4回摂取するといいでしょう。
マヌカハニーの効果は風邪やのどに良いのは有名人なども紹介していますし、ご存知のようです。
歌手や声優さんやアナウンサーなど声を仕事にしている方には、マヌカハニーは欠かせないとも言われています。
➀マヌカハニーの正体とは?
マヌカハニーのマヌカとはニュージーランドに生息するヒトモモ科の低木の名前なんです。
このマヌカの木に咲く花の蜜のマヌカハニーははちみつで唯一抗菌活性成分の「メチルグリオキサール」を含んでいます。
その量はなんと普通のはちみつの約70倍!
この聞きなれないメチルグリオキサールがとっても凄い力を持っているんです。
強力な殺菌成分があるので、体の中のピロリ菌や大腸菌などの有害な菌を殺菌する力があるんです。
マヌカとはマオリ語で「復活の木」「癒しの木」という意味を持っています。
ですから、風邪やのどの痛みにも効果的ですし、胃や皮膚の薬としても用いられてきています。
マヌカの花は12月(ニュージーランドでは夏季)の約4週間しか咲かない貴重な花。
採取できる期間が短いので、摂れる量も限られる、非情に貴重なはちみつとなっています。
➁マヌカハニーの効果-その1-
マヌカハニーには様々な嬉しい健康効果がありますのでご紹介します。
〇お腹の中の菌を殺菌
マヌカハニーはピロリ菌、ブドウ球菌、サルモネラ菌などのバクテリアに対する抗菌力が強く作用します。
マヌカハニーはこうして腸内の細菌のほとんどを殺菌してくれます。
また、乳酸菌などの善玉菌は殺菌せずに、逆に活性化してくれたりもします。
〇虫歯
はちみつは甘いので虫歯が出来やすいイメージがありますが、マヌカハニーの実験では虫歯の原因であるミュータンス菌を減少させたという報告があります。
〇風邪、インフルエンザ予防
インフルエンザを発症した時に出されるお薬で「リレンザ」「タミフル」がありますが、このお薬と一緒にマヌカハニーを摂ると、リレンザとタミフルの使用量を1/1000に減らしたとしても抗ウイルス効果は変わらないことが実証されています。
このマヌカハニーの高い殺菌力で、咳や喘息などにも効果があると言われています。
➂マヌカハニーの効果-その2-
〇のどの痛み
マヌカハニーには炎症を抑える効果があるので、のどの痛みや鼻づまりにも効きます。
これは、マヌカハニーに含まれる抗酸化物質のシリンガ酸メチルという物質が、炎症や鼻づまりの原因菌に直接働きかけるからです。
〇整腸作用
マヌカハニーは大腸菌やサルモネラ菌などは殺菌しますが、プロバイオティクスと呼ばれる善玉菌が、乳酸菌やビフィズス菌を増やす役割をしてくれます。
そのことからも分かるように、マヌカハニーは悪玉菌はやっつけて、善玉菌は増やしてくれるというダブル効果があるので腸内環境を整えたり、花粉症などのアレルギー反応、果ては便秘なども改善してくれます。
〇切り傷
マヌカハニーの高い殺菌作用と抗炎症作用で、切り傷や火傷、ニキビ治療に有効です。
〇美肌作り
マヌカハニー特有の抗酸化成分「シリンガ酸メチル」は老化防止の効果があるので、エイジングケア化粧品にもよく使われています。
マヌカハニーを洗顔やパックに混ぜると、肌をしっとりと保湿してくれ、美肌作りをお手伝いしてくれます。
マヌカハニーははちみつの70倍の量と言われていますが、70倍の量だけの役目を果たしてくれていますよね。