子供から大人まで大好きなハンバーグ。
しかし、ハンバーグを作るママは、結構苦戦しているんですよ。
上手くいかないのは、ハンバーグの焼き方なんです。
どういう焼き方をしたら中まで火が通るのか、それがハンバーグの課題となっていました。
焼き方を間違えると、肉が固くなってしまって、パサパサなハンバーグに仕上がることも・・・。
そこで、ハンバーグの焼き方のコツとして、目的別に工程を2つに分けることをご提案します。
それは、フライパンとオーブンの両刀使いです。
このフライパンとオーブンいうのが最大のコツ!
このコツを知ってしまえば、ハンバーグもぐんと美味しく焼き上がります。
①肉汁が流れ出るとハンバーグじゃない!
よく、ハンバーグの真ん中あたりにナイフを入れて、ジュワーっと肉汁が出てくる映像を見かけますよね?
肉汁が出てくるだけで、美味しいハンバーグだと一目で分かります。
肉汁がジュワーはハンバーグの理想形です。
ただ、ハンバーグを作るプロセスの中で、途中で肉汁が流れ出てしまい、仕上がったほやほやのハンバーグなのに、切っても肉汁が出ないというパターン、今までありませんでしたか?
それって、肉の温度がある温度を超えると、タンパク質であるお肉は急激に縮んでしまうからなんです。
この縮んでしまう時こそ、肉の中の大事な旨み成分である肉汁が、ギューット絞られてしまうんですね。
ですから、旨みが何にも残らなくなります。
だから、大好きなハンバーグなのに、残念な結果になってしまうことが多かったのです。
そこで、上述しましたように、フライパンとオーブンを上手く活用して、美味しいハンバーグを作りましょう。
フライパンとオーブンという二刀流がコツになってきます。
このコツは覚えておいて損はないです。
②焼き色をつける焼き方~フライパン編~
ハンバーグの見た目には焼き色がしっかりついているのが、ハンバーグたる本来の姿。
ハンバーグの焼き方で、焼き色をつけるのはフライパンにお任せしましょう。
フライパンは高温に熱しておいて、そこにハンバーグを乗せる基本的な焼き方です。
そしてフライパン火にかけるわけですが、フライパンを火にかけている時間はなるべく短時間で終わらせるようにするのがコツです。
フライパンでハンバーグを両面いい焼き色がついたら、すぐに取り出します。
この時のハンバーグの中の状態は、生の状態です。
生の状態の焼き方なんて、ちょっと怖いですが、これがハンバーグを美味しく作る狙いでありコツでもあります。
ハンバーグをいい焼き色にする焼き方がコツという訳ですね。
普段なら、フライパンで適度に焼き色をつける焼き方で、中まで火を通すまで焼く焼き方ですが、敢えて生の状態にして、フライパンの役目を終えます。
③中まで火を通す焼き方~オーブン編~
フライパンで焼き色だけつけて、中の状態は生にしておくことがコツです、と述べてきました。
ここから先はオーブンの登場です。
肉汁を途中で流れ出さないように、肉汁を閉じ込めたままにするために、オーブンが適しているのです。
オーブンで加熱して、お肉を柔らかくして、美味しくするのがコツであり、今の新しいハンバーグの作り方です。
200度に余熱したオーブンに、焼き色をつけたハンバーグを入れて、均一になるように、じわじわと中までじっくり火を通す焼き方です。
この時、オーブンの中心の温度は60度になっていなくてはなりません。
焼くというより、温めるという概念が、この焼き方のコツです。
オーブンの本来の役目、温める機能が高く評価されてのオーブン登場です。
ハンバーグをフライパンで焼き色をつけて、オーブンで温めるという新しい焼き方で、もっともっとハンバーグが美味しく大変身します!
最後まで読んでいただきありがとうございます。
以上の情報がお役に立てれば幸いです。