生理になるといわゆる生理痛というものが出てくるのですが、これがなかなか厄介者です。
普通の下腹部の痛みに加えて、吐き気、冷や汗、頭痛、めまいなどの症状が出る生理痛もあるんです。
吐き気、冷や汗、頭痛、めまいなどの症状が出たら、ただの生理痛として片付ける訳にはいきません。
そこには、隠れた子宮の病気があるかもしれないのです。
生理痛は、いくら吐き気、冷や汗、頭痛、めまいなどの重い症状であったとしても、「たかが生理痛、病気ではない」。
と言われてしまいます。
生理が一週間だとしても、毎月毎月の生理痛はやはりかなりの負担になります。
生理痛に隠された病気について、見て行きましょう。
➀吐き気、冷や汗、頭痛、めまい!生理痛の原因とは?
生理痛の原因は様々ですが、よく言われるのが「月経困難症」というものです。
月経困難症は、いわゆるベターな生理痛である下腹部痛以外にも、乳房の張りや痛みがあったり、精神的に不安定になったり、イライラしたりという症状が出て来ます。
ですが生理痛が酷くなると、吐き気、冷や汗、頭痛、めまいなどの症状が出てしまうんです。
月経困難症は、生理前後にホルモンバランスが乱れてなるもので、生理痛もそのうちの一つの症状となります。
月経困難症の場合は、子宮の収縮が過剰になるので、薬を飲まないと我慢出来ないくらいの症状が出るのです。
それが、生理痛であり、ひどくなった場合は、吐き気、冷や汗、頭痛、めまいに見舞われます。
月経困難症の原因は?
生理になり、次のような状態になったら、それは月経困難症です。
・数日間寝込む
・ひどい症状で、学校、会社を休む
・起きられない
➁それは生理痛?子宮内膜症という可能性は?
子宮内膜とは、子宮の内側に存在する薄い膜があるのですが、それが受精卵が着床する場所となります。
お腹の中で赤ちゃんが成長する過程で、ゆりかごのような役割を果たしてくれる、大事な部分です。
この子宮内膜は月経周期に合わせて、分厚くなったり、剥がれたりします。
子宮内膜が分厚くなった状態の時に、受精卵が着床するのに最適な環境となります。
この時、妊娠しなかった時に、血液と一緒に出てくるのが月経です。
子宮内膜症の場合は、このサイクルが子宮の外側で行われてしまう症状なんです。
身体の中で血液や子宮内膜組織が溜まって、炎症を起こすので、それが正に、生理痛として現れるという訳です。
その生理痛が酷く、月経困難症になると、先にも申しましたように、吐き気、冷や汗、頭痛、めまいが起こるのです。
➂子宮内膜症の症状の一つが月経困難症!
月経困難症とは、もう一度説明しますと、月経に伴って起こる病的な症状のことです。
下腹部痛、腰痛、吐き気、冷や汗、頭痛、めまい、食欲不振、鬱など、生理痛とはまとめて言えない症状のことです。
もちろん、これらの症状には個人差があり、いずれも生理痛というものを超えて、吐き気、冷や汗、頭痛、めまいなどの酷い症状に悩まされる人も多くいます。
生理痛は産婦人科を視野に入れて!
吐き気、冷や汗、頭痛、めまいなどの症状が起こった場合は、すぐに産婦人科にかかることをお勧めします。
そして、普段から、生活習慣を見直して、規則正しい生活を送ることで、女性ホルモンの分泌を正常にしておきましょう。
いつもと違う生理痛だと感じたら、すぐに産婦人科へかかりましょう。
私は個人的に生理痛が酷いタイプなので、生理痛は一つの病気だと思っています。
実際、薬も飲んでいるのですから、生理痛は立派な病気です。
吐き気、冷や汗、頭痛、めまいなどの症状の表れは、ただの生理痛ではないと訴えている赤信号だと思って下さい。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
以上の情報がお役に立てれば幸いです。