人生の中で女性は、一度はめまい、ふらつきを体験したことがあると思います。
それって、低血圧が原因だったりします。
特に女性に多い低血圧。
しかし、一般的に見ると高血圧の方が重要視されていて、低血圧はあまり注目されていません。
それには、高血圧だと命にかかわることもあるからだと思います。
でも、低血圧にもめまい、ふらつきを始め、とても生きにくい症状が伴うことがあります。
高血圧じゃないんだからと低血圧を甘く見ていると、あとで大変な病気が見つかる可能性もあるのです。
ここでは、低血圧の危険性と、その原因と種類についてご紹介していきたいと思います。
そのめまい、ふらつき、貧血ではありませんよ。
➀低血圧の症状
低血圧の症状にはめまいを始め以下のようなものがあります。
思い当たるものはありませんか?
・倦怠感
・めまい
・ふらつき
・立ちくらみ
・冷え性
・肩こり
・頭痛
・動悸
・寝つきが悪い
・食欲不振
このめまいを始めとする症状は、はっきりした理由もないのに頻繁に起こるとか、何となくしんどいな、辛いなと思ったら、
それは隠れ低血圧症かもしれません。
低血圧症は断然、男性より女性の方が多いと言われています。
なぜなら、女性ホルモンに血管拡張作用があるからなんです。
低血圧症の女性の性格的傾向としては、
・生真面目 ・心配性 ・神経質
などでめまいなどの症状が表れます。
それでもめまい、ふらつきがあると心配ですよね。
めまいは日常生活にも支障をきたします。
めまいの症状が心配で外出出来ないという女性もいるくらいです。
女性でめまいやふらつきが起こると、もしかして更年期障害かも?
と思うかもしれません。
低血圧や高血圧によるめまいは、更年期にも関係しています。
何でもないのにめまいが起こるとまずは貧血かと疑いますが、実は低血圧か高血圧が関係しているかもしれません。
めまいやふらつきが懸念される場合は、低血圧、高血圧を疑いましょう。
➁低血圧症の種類と原因-その1-
低血圧には原因によって種類が様々です。
低血圧の原因となる疾患がないのに、常に血圧の低い状態を本態性低血圧と言います。
それは、遺伝であったり、神経・ホルモンのバランスが崩れたりが関係しています。
本態性低血圧は無力性体質であることが多いと言われています。
これは、ほとんどの場合はめまいなどの症状は出ません。
つまり、低血圧症の症状を伴うのが本態性低血圧。
症状を伴わないのが本質性低血圧となります。
このようにめまいがバロメーターになることがあります。
➂低血圧症の種類と原因-その2-
立ちくらみ、めまい、ふらつきがあるのは起立性低血圧に分類されます。
急に立ち上がると重力に従って血液が下肢へ集まり、血液が心臓まで戻れないことで起こります。
これは非常に貧血と似ていますが、全くの別物と思って下さい。
その他に、二次性低血圧というものがあります。
これは、血圧が低くなる原因や病気がはっきりしているタイプのことです。
低血圧と同時に高血圧にも注意しなければなりません。
高血圧は血圧が高いことを言いますが、それによってめまい、ふらつきが起こることがあります。
低血圧も怖いですが、高血圧も怖い症状です。
若い人はあまり血圧を重視していませんが、めまいが続く女性であったら、それは高血圧の可能性があります。
女性のめまいに限って言いますと、更年期高血圧、閉経期高血圧というものがあります。
これは、避けられない女性特有の高血圧なのです。
めまいは思わぬところで起こり、あまりに頻繁ですと、病気を疑った方がいいかもしれません。
女性でめまいふらつきが出る場合は、高血圧を始めあらゆる病気の可能性があるかもしれません。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
以上の情報がお役に立てれば幸いです。