6歳児というと丁度小学校に上がる頃ですね。
魔の2歳児があったように、6歳児は中間反抗期と言われています。
6歳児ともなるとその発達段階もぐっと上がり、この6歳児の発達段階が将来を左右するといっても大袈裟ではありません。
思春期反抗期と比べれば、まだまだ可愛い中間反抗期ですが、親として接し方も考えていかなくてはなりません。
そんな6歳児の中間反抗期と発達段階の特徴についてまとめてみました。
特徴から見えるその成長感を嬉しくも寂しく思う親もいるかもしれませんね。
この6歳児の中間反抗期を切り抜けば、もっともっと親子の絆は強くなると思います。
➀6歳児の発達段階
6歳児の発達段階を4条にまとめました。
発達段階1〇全身運動が滑らかになってくる
この6歳児となると運動能力が高まり、全身で身体を動かすことが気持ちいいと思えるようになり、より活発になります。
大人が行う運動のほとんどをこなせるようにもなります。
発達段階2〇生活習慣が一人で出来るようになる
6歳児は決められた時間、きちんとテーブルについてお箸を使って食事が出来るようになります。
食べた食器を片付けたり、自分が汚してしまったり、こぼしてしまったところを拭いたり、片付けたりすることが出来るようになります。
発達段階3〇友達との関係性ができる
自分発信だったのが、友達のやりたいことを優先することが出来るようになります。
時に親より友達関係の方に義理を感じたりして、友達との関係性を大切にしていきます。
また、集団で行うこと、ルールを決めた遊びなどを楽しむようになります。
発達段階4〇言葉が増える
ひらがなの理解力が高まり、言葉を使ったゲームが出来るようになります。
本への関心や、創作意欲も出てきます。
➁6歳児の反抗期の特徴
小学生になると親を拒否するような反抗期発言をし始めます。
「自分で出来る」「うるさい」などと、かなりキツイことも言ってきます。
そんな6歳児の反抗期の特徴を並べてみます。
特徴1・外ではいい子ちゃん
特徴2・口答えする
特徴3・叱られても無視
特徴4・些細なことでもすぐ怒る
特徴5・でも甘えてくる
こんな5つの特徴が見られたら、中間反抗期に突入している証拠ですね。
6歳児は子供の自主性が芽生えてくる発達段階。
でも、将来独立していく時に、この時の反抗期はとても重要になってきます。
逆に反抗期が無いほうが心配です。
➂6歳児の反抗期の接し方
〇しっかりと話しを聞いてあげる
6歳児頃は自分の考えを持つようになり、話したがり屋になります。
とにかく聞いてほしいのです。
聞いてもらえることで満たされるのです。
しっかりと最後まで話しを聞いてあげましょう。
〇子供の自主性を尊重する
6歳児ですと命令されると余計に反抗して口答えしてきます。
「〇〇しなさい!」ではなく、「△△が終わったら次〇〇しようか」と問いかけてみて、子供自身にも判断させましょう。
お手伝いをお願いする時も、「〇〇してくれたらママ助かるな」という言い方の方がいいですね。
〇見守る
これまで甘えてきたわが子が反抗してくると、親も少なからずショックですよね。
でも、だからとって感情的になって子供を強く叱ってしまうのはNGです。
反抗期は子供の成長の証です。
温かい目で見守ることも子育ての一環です。