カルシウム不足が叫ばれている昨今。
カルシウム不足が原因で病気になる確率が上がっています。
カルシウム不足になると、どんな症状が出て、どんな病気になるか気になりますよね。
ここでは、カルシウム不足が引き起こす怖い症状と、怖い病気について、その原因も含めてお話ししていきます。
カルシウム不足が招く、最悪の病気にならないように、日々の食生活を見直しましょう。
カルシウム不足で起きる症状には、必ず原因があり、それが大事なポイントになります。
➀カルシウム不足の症状が原因でこんな病気になる-1-
病気1:歯が弱くなる
骨同様、歯もカルシウムで出来ているのはご存知かと思います。
カルシウム不足になると、副甲状腺ホルモンが骨からカルシウムを取り除いて、身体の中のカルシウム不足をカバーしようとする症状が起こります。
その結果、カルシウム不足は、歯が弱くなる原因となります。
病気2:高血圧
カルシウム不足が原因で、骨から血液の中にカルシウムが溢れてしまう症状が起こると、平滑筋の細胞にまでカルシウムが入り込んで、筋肉を収縮する原因になります。
その結果、血管の内側が小さくなり、血液がスムーズに流れなくなって、高血圧の原因となります。
病気3:動脈硬化
動脈硬化の症状は、動脈が硬くなる病気です。
どういう症状が起こっているのかと言いますと、血管の弾力性が失われて、血液の流れが滞り、身体の隅から隅まで、栄養素や酸素が行き渡らなくなるのです。
動脈硬化は普通、悪玉コレステロールが血管壁に溜まってしまうのが原因と言われていますが、その引き金になるのがカルシウム不足なんです。
➁カルシウム不足の症状が原因でこんな病気になる-2-
病気4:糖尿病
糖尿病は血中のブドウ糖を細胞内に取り込むために必要な「インスリン」というホルモンが、正常に分泌されなくなる病気です。
通常は、食後に血糖値が上がると、膵臓はインスリンを分泌して、細胞にエネルギーを届けます。
この時、膵臓に血糖値を伝える役割をするのがカルシウムなんです。
ですから、カルシウム不足に陥ると、このインスリンが十分に分泌されない原因となるのです。
病気5:関節リウマチ
関節リウマチは、免疫の異常の症状により、手足の関節が痛んだり、腫れてしまう病気です。
カルシウム不足になると、この免疫の動きに異常が生じて、自己免疫による膠原病が原因となり、関節リウマチになってしまいます。
また、カルシウム不足により、ビタミンDの働きが鈍くなるので、余計に関節リウマチの症状が悪化してしまうのです。
病気6:白内障
白内障は眼の水晶体が濁って、目に光が届きにくくなる病気です。
カルシウム不足になると、骨からカルシウムが流れ出てしまい、身体の中に溢れてしまうことが原因でなってしまう病気でもあります。
➂カルシウム不足の症状が原因でこんな病気になる-3-
病気7:アルツハイマー病
アルツハイマー病で脳細胞が壊死する原因については、近年、カルシウム不足が関係していることが判明しました。
カルシウムを十分に摂り、脳細胞の中の悪玉カルシウムが増えないようにすることで、改善する兆しも見えてきています。
病気8:骨粗鬆症
カルシウム不足で骨の量が極端に減ってしまい、中身がなくなってしまう病気です。
病気9:がん
カルシウム不足によって、血液中のカルシウム不足の症状が起こると、細胞間の情報伝達機能や免疫力が一気に低下してしまいます。
最近の研究では、身体の中で悪さをする発がん性物質を、カルシウムが捕まえて結合することで、体外へ排出してくれる働きが期待されています。
カルシウム不足では様々な症状の病気になる恐れがあることが、お解りいただけたと思います。
カルシウムを意識して食生活に取り入れていきましょう。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
以上の情報がお役に立てれば幸いです。