ハーブの中でも料理などでもよくつかわれるバジルの育て方について、初心者向けに書いていきたいと思います。
バジルはとても育てやすいので初心者でも始めやすいのですが、その時期によっては室内で栽培しなければなりません。
その時期に室内で育てるのももちろんいいですが、出来れば初心者の方はバジルを栽培しやすい時期に栽培することをお勧めします。
今はバジル栽培キットというものが100円ショップであったり、無印良品であったり、通販では楽天などでも購入出来ます。
それだけバジルの育て方は簡単で人気なのですね。
ここでは、冬の室内のバジルの育て方についてまとめてあります。
➀バジルの上手な育て方初心者編
初心者でも出来るバジルの育て方を紹介します。
〇バジルの種類
一番ポピュラーで一般的な食用バジルは「スイートバジル」です。
スイートバジルは病気や虫に強く、簡単に育てられる品種として、家庭菜園でも人気が高いものになります。
このスイートバジルは初心者の方には特にオススメです。
〇室内でプランター栽培
育て方としてバジルはほとんど土や容器を時期に関係なく選ばないので、レリープランター以上のプランターであれば、初心者でもどれでも問題なく育てることが出来ます。
プランター栽培でのバジルの育て方には、種の直播きでも、ポット育苗後の定植でも可能です。
直播きはあまり水気が多いと発芽前に種が腐ってしまう恐れがあるので、その育て方では注意が必要です。
➁バジルを栽培する時の時期とは?
バジルは熱帯地域の植物になるので、生育適温は20度~30度です。
ですから、日本の冬の時期では屋外での育て方は到底実行不可能な話になります。
室内とはいえ、バジルは寒さに弱く10度以下では枯死してしまいます。
10度以下にならないための温度管理が大切になります。
もし、冬の時期にバジルを育てようと思うのなら、やはり室内ということになります。
その時期なら温かい室内で且つ窓際の陽が当たる場所に置くなどの工夫が必要です。
室内でも時期に関係なくバジルは枯れることなく育ちますが、香りが薄かったり、香りが変わるので、基本的に毎年春になったら、種や苗から育てた方がお勧めできます。
初心者には注意することですが、室内栽培では外と異なり虫が発生することもあります。
主に、ハダニ、コバエ、アブラムシなどです。
バジルは香りが強いので害虫が付きにくいハーブではありますが、室内でも栽培管理や害虫対策はしておかないといけませんね。
➂バジル栽培を成功させるコツ
バジルなどのハーブは地中海地方生まれの植物です。
地中海地方の土はアルカリ性です。
ですから、弱アルカリ性の土を使うと初心者でも上手な育て方が出来ると思います。
日本の土はほとんど酸性の土なので、もともとハーブ向きではありません。
初心者の方で土作りが面倒臭いという場合は、調整済みの弱アルカリ性の土が市販されていますので、そういった物を利用しましょう。
土は多めに買っておけば、水やりで土の量が減ってきた時に、すぐに土を足すことが出来ますので寒い冬の時期におけるバジル栽培には最適でしょう。