寝起きの口臭って気になりますよね?
特に、家族や恋人と朝を迎えた時に口臭があると、それだけでマイナスポイントになってしまいます。
朝起きて一番始めにすること、というアンケートでは、8割の人が歯磨きと答えました。
それだけ、寝起きの口臭には気を遣っているのでしょうね。
ここでは、寝起きの口臭の原因と、前夜にしておくべき口臭予防と対策。
朝起きてからする口臭予防と対策についてまとめました。
前夜歯磨きをして寝ているのに、どうして翌朝口臭となってしまうのでしょうか?
一体、夜寝ている間に口の中では何が起こっているのでしょうか?
原因を知って予防対策をしっかりしておけば、もう口臭とはサヨナラできるかもしれません。
➀寝起きの口臭の原因
口の中の細菌は食後3時間たってからが急に増え出します。
睡眠時間が平均8時間と仮定して、その8時間後は細菌の数は一日の中で最大量となっているのです。
寝ている間はもちろん歯磨きは出来ない訳ですから、唾液の量の減少に反比例して細菌が増えてしまっています。
口の中の細菌は唾液に左右されて洗い流されたり、殺菌されたりしています。
重複しますが、寝ている間は唾液の量が半分に減ってしまっているので、唾液の働きである洗浄作用、殺菌作用が出来ない訳ですから、必然的に口臭が強くなっていまっているのです。
➁前夜に行う寝起きの口臭予防対策
寝ている時こそ一番細菌が繁殖してしまうので、このタイミングで虫歯や歯周病になります。
基本中の基本として、寝る前には出来るだけ念入りに丁寧に歯磨きをすることはお分かりかと思います。
この時、歯だけではなく舌の表面舌苔(ぜったい)を磨くことをお勧めします。
体内の水分が減ると唾液も少なくなり、寝起きの口臭になると述べてきました。
ですから、寝る前にコップ一杯の水を飲んでおくこともいいでしょう。
また、ストレスも唾液の量に影響してくるって知ってましたか?
ストレスがあると唾液は減りますし、逆にリラックスすると唾液が増えることが分かっています。
ストレスをうまくコントロールして、寝る時は完全にリラックスして睡眠に入ることも必要です。
また、前夜の食べ物、アルコールも翌朝の口臭に影響してきます。
特にアルコールは体の水分を失いやすいので、当然、寝起きには口の中がネバつき、口臭が強くなってしまうのです。
大事な約束が次の日あるのなら、前夜の食べ物、アルコールに気を付けなければなりません。
そうです、大事な約束の前日の夜からもう予定は始まっているのです。
➂朝に行う口臭予防対策
朝の歯磨きは朝食の汚れをしっかり落とすためにも、歯磨き粉を少し多めに使って磨きましょう。
マウスウォッシュもうまく使うといいですね。
ただ、マウスウォッシュの成分は唾液によって洗い流されてしまうので、口の中のネバネバや排出されていない唾液を洗い流す効果は利用したいですね。
歯磨き後も口臭が気になる時はキシリトールガムを噛むといいですよ。
100%キシリトールガムなら虫歯の心配はありません。
また、唾液マッサージも有効です。
顎の下にある舌下腺と、耳の前にある耳下線を刺激すると唾液が出やすくなります。
朝のちょっとした時間にマッサージするのも口臭予防になります。