食事の後は血糖値が上がり、食後2時間で通常値に戻りますが、これが戻らない人が高血糖の人ということになります。
この空腹時と食事の後の血糖値の差が大きいことから、隠れ糖尿病と呼ばれています。
高血糖になると、膵臓に負担をかけたり
低血糖になったり、
と、高血糖は様々な病気を引きこ起こしてしまいます。
その原因や対処法について考えてみたいと思います。
高血糖の症状は分かり易いものから、気付かないものまであります。
症状と原因を知ることで的確な対処法が見つかるかもしれません。
①高血糖の症状とは
高血糖は症状が表れずらいと言われています。
これを放っておくと大変な病気を引き起こします。
高血糖はどんな症状が起こるのか
・症状1:食後にだるく、眠くなる
・症状2:目がかすむ
・症状3:異常に喉が渇く
・症状4:尿の量、回数が増える
・症状5:腹痛、下痢、嘔吐などの消化器官の不調
・症状6:腎機能悪化、腎不全
・症状7:神経障害
・症状8:網膜症
高血糖になるとこれだけの症状が引き起こされるようです。
②高血糖の原因とは
まず高血糖とはどんなもの?
高血糖とは何からの原因で血液中の糖の割合が多くなることを言います。
高血糖の原因は主に4つ
・原因1:砂糖などの吸収されやすい糖を食事で大量に摂取すること
・原因2:インスリンが分泌されないこと
・原因3:インスリンの分泌のタイミングが多かったり、少なかったりすること
・原因4:細胞がインスリンの働きに抵抗すること
などが挙げられます。
高血糖の原因は糖尿病ととても似ていますので、間違えてしまいそうですね。
高血糖の原因もインスリンと深い関係があるようなので、普段の食事から対処していかなければなりません。
早い段階で高血糖に気付くのも必要です。
③高血糖の対処法とは
まず対処法として行いたいのが、脱水状態をつくらないようにお茶やお水をこまめに摂取しましょう。
高血糖を放置してしまうと、糖尿病になる確率が高くなり、同時に動脈硬化を引き起こしてしまいます。
I型の糖尿病の人が高血糖の症状が表れたら、いよいよ対処法としてインスリン注射をしなければならなくなります。
高血糖を乗り切るのは食事?
対処法はやはり食事療法があります。
例えば、主食が白米なら玄米へ変える。
白いパンならライ麦パンへ変える。
こうした小さなことから始めてみましょう。
とどのつまりは、吸収されやすい食事からの糖を大量に摂らないことなんです。
口に入れてすぐに甘味感じるもの、例えばチョコレートなどは控えなくてはなりません。
高血糖を乗り切るには運動も
食事療法と共に行ってほしい対処法が運動療法です。
食事の後は30分程度休憩して、その後軽くお散歩するだけでだいぶ違います。
やはり、運動によって太り過ぎを防ぐことも大事になってきます。
肥満体は高血糖になりやすいからです。
また、筋肉細胞は糖の消費を高めてくれ、高血糖を予防する役割もあります。
日本人の死亡率第2位は心臓疾患とされています。
それには動脈硬化が大いに関係しているので、高血糖の慢性化は命の危険をはらんでいますので、注意が必要です。
高血糖は厄介な病気です。
そして、高血糖は誰にでも起こりうる病気です。
高血糖予備軍の方は、今から食事なり運動なりの対処法を行う必要があります。
食事なら糖質を摂り過ぎない。
運動ならウォーキング。
など、まずは食事でも運動でも、出来ること、続けられることから、高血糖を対処していきましょう。
最近、太ってきたな・・・と思っている方。
高血糖の症状は当てはまりませんか?
今から食事内容を見直して対処するに越したことはありません。
毎日の食事は高血糖の対処法としては、実に重要な部分です。
ここまで挙げてきた高血糖の症状と原因に対処法の食事などはすべて大事なことですので今日から注意しましょう。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
以上の情報がお役にたてれば幸いです。