背中は見えない部分であるので、背中ニキビが出来ていても、なかなか気付くことが出来ません。
気付いた時は、ひどくなっていた、といったパターンも多いことでしょう。
今回はそんな背中ニキビの原因を追究していきます。
また、原因の中には女性ならではの原因もあり、女性に背中ニキビが出来やすいことが伺えます。
女性である限り、見えない部分まできちんとケアしたいですよね。
それには、原因から改善していくことも大事ですが、まず、背中ニキビを作らせてしまう食べ物にも気を付けたいところ。
背中ニキビの原因となる、NGな食べ物をご紹介します。
➀背中ニキビの原因-part1-
背中ニキビは顔とほぼ同じような原因で出来るのですが、菌の種類が違うことが分かっています。
背中ニキビの原因菌となるのは、マラセチア菌というカビの一種です。
そうなんです、背中ニキビの原因はカビだったのです!
マラセチア菌は皮脂が多く毛穴が詰まったところが好きなようで、特徴として痒みが出たりとか、痛みを感じたりはしないので、なかなか気付きにくいことがあります。
ですから、気付かれないまま、放置されていることで、どんどん背中ニキビが増えていってしまう、ある意味恐ろしい菌なのです。
➁背中ニキビの原因-part2-
背中ニキビが出来る原因として他には、女性であっても男性ホルモンが過剰に分泌されて、女性ホルモンのバランスが崩れることがあります。
そうすると、自律神経が乱れ、交感神経が優位になっている状態になってしまいます。
交感神経が優位になるとどんなことが起こるか?
緊張状態が続いて、リラックス出来ない。
身体も心も常に昼間スイッチのまんま、ということになります。
女性は生理前になるとニキビが出来やすいと言われますが、これは、ホルモンバランスの崩れが原因です。
生理前後には黄体ホルモンが分泌されるので、生理痛があったり、肌荒れ、ニキビが出来やすい環境になってしまっています。
実はこの黄体ホルモンは、男性ホルモンと似た働きがあるんです。
つまり、女性は月に一度は、男性ホルモンのような黄体ホルモンが分泌されてしまうので、背中ニキビも出来やすくなるわけですね。
女性でありながら、女性ホルモンと男性ホルモンを抱えるのは、大変ですね。
➂背中ニキビにNGな食べ物
NGな食べ物1:糖質
お米、麺類、パンといった食べ物は炭水化物ですよね。
炭水化物は糖質に分解されてしまいます。
その糖質こそが、皮脂を作る役目を担っているのです。
また、肌のターンオーバーに必要なビタミンB群の吸収をブロックして、毛穴を詰まらせる原因となってしまうのです。
NGな食べ物2:脂肪
肉や揚げ物といった食べ物も、脂肪分が皮脂を作り出すことでオイリー肌を作ってしまいます。
身体に溜まる中性脂肪と同様に、毛穴にも脂肪が皮脂となって詰まってしまいます。
NGな食べ物3:刺激物
辛い食べ物は、新しいお肌を作るためにはいい食べ物なのですが、炎症が起こっている時は、逆に悪化させてしまう食べ物です。
同時に胃を刺激してしまうので、胃が荒れてニキビに繋がる原因となります。
背中ニキビには、様々な原因が潜んでいることが分かりました。
女性ならではの背中ニキビの原因。
食べ物での背中ニキビの原因。
様々ですね。
これからの季節、背中を見せるシーンが多くなってきます。
夏に向けて、背中ニキビを治して、美しい背中、後ろ姿を実現できるといいですね。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
以上の情報がお役に立てれば幸いです。