うつ病と聞くとなんだかいいイメージはありませんよね。
ですが、自分や家族の誰かが、うつ病になることって、大きい確率であることなんです。
うつ病の症状についてチェックしてみましょう。
また、40代、50代の女性はうつ病になりやすいとも言われます。
その理由は何故なのでしょう。
40代、50代の女性に見られるうつ病の症状の主な原因は、だいたい共通しています。
40代、50代の女性が間違えやすい、更年期障害とうつ病について、考えてみましょう。
うつ病は周りの理解が一番です。
自分がうつ病になったら、どうしますか?
➀うつ病の主な症状とは?
うつ病は心の風邪と呼ばれ、誰にとっても身近な病気です。
人は誰でも、イヤなことや悲しいことがあると、落ち込んだり、やる気が失せることもありますよね?
しかし、うつ病の症状とは、日常で感じる一時的な気分の落ち込みの比ではありません。
辛く、沈んだ気分が、ほとんど一日中、毎日、毎日続くのです。
もはや、仕事や日常生活に支障をきたす症状こそがうつ病の症状です。
うつ病は、脳の働きに何らかの異常が起きた状態であると考えられています。
うつ病による心の症状
うつ病の症状として以下が挙げられます。
・抑うつ気分
・興味や喜びの感情がなくなる
・意欲の低下
・億劫感
・不安
・焦燥感
・罪悪感
うつ病による身体の症状
以上が心の症状で、身体にも症状が現れます。
・睡眠障害
・食欲の減退
・疲労感
・倦怠感
・動悸、息苦しさ、口が渇く
・体の重み、痛み
これらのツライ症状が出てきたら、立派なうつ病です。
➁40代女性のうつ病
40代の女性は、そろそろ女性ホルモンのバランスが大きく乱れていく時期に差し掛かります。
特に、40代~50代にかけて、閉経を迎える準備をする時期であり、更年期を迎える時期でもあります。
40代女性は丁度、子どもの独立だったり、親の介護問題だったりなどを抱えるようになり、
それまでの生活環境と大きく変化します。
女性ホルモンの乱れからくる体調不良や、更年期障害が発生する40代女性こそが、うつ病になりやすいです。
その証拠に、40代~50代の女性のうつ病患者が増えています。
40代女性にとって、更年期障害で身体の状態がキツイ中、精神的にも不安定だったりすると、
「生きているのが辛い」とまで追い込まてしまう場合もあります。
40代女性は自分の健康にも心配が出てきて、精神的にも体力的にも、とてもツライ時期と言えます。
40代女性はこの時期、一生の中で一番デリケートな時期かもしれません。
何より、家族の理解とフォローが欠かせないですから、一人で抱え込まないようにしましょう。
➂50代女性のうつ病
50代の女性は、女性ホルモンのバランスが大きく乱れ、身体的にも色々な症状が出て来ます。
それにプラスして、イライラや不眠など、うつ病の症状も出て来ます。
50代の女性は丁度、子どもの独立により、自分の生活に張り合い、生き甲斐が何もなくなったと、空虚感に襲われます。
それは、今まで家族と子育てに、力を入れてきた女性ほど、うつ病発症が見られます。
50代女性はその他にも、脳梗塞のリスクや、他の大きな病気に気になってくる年代です。
更年期障害、うつ病、他の大きな病気の心配などでいっぱいいっぱいになります。
ですからなるべく夫とのよい関係を築くことも大事です。
50代女性ですと、もう老後の心配も視野に入って来ますよね。
残りの人生をどう過ごすのか?
それには健康は一番大事なことになってきます。
最後に一言
40代、50代でうつ病が増えること、お解りいただけましたか?
10代の思春期のような不安定さではありませんが、40代、50代は特に「燃え尽き症候群」に陥りやすいです。
自分なりの楽しみや趣味を新たに見つけて、ポジティブに生きていきたいですね。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
以上の情報がお役に立てれば幸いです。