ローストビーフは手間ひまかからないイギリス発祥のお料理。
とってもシンプルかつ美味しいお料理です。
だけど、ローストビーフって作るのが難しいのでは?と思っている方が意外と多いんですよね。
よくある失敗は、肉の分量が少なくて、オーブンでは火が通りすぎてしまうことです。
やはり、ローストビーフを家庭で作るのには、限界があるのでしょうか?
電化製品の発展は著しいですが、炊飯器も例外でなく、炊飯器で簡単にローストビーフが作れちゃう時代になりました。
炊飯器で簡単、失敗なしのローストビーフ作ってみませんか?
失敗知らずの簡単な調理法をご紹介します。
➀ローストビーフのお肉の下こしらえ
ローストビーフのお肉は、調理する前の1~2時間前に、冷蔵庫から取り出しておきましょう。
常温というのが失敗しないためにも、大事なポイントとなります。
何故かと言いますと、冷たいと火の通りが悪くなり、生のままになってしまうからです。
だからついつい長時間火にかけてしまいます。
そうすると、肉の中は適温でも、外は火が入り過ぎると、肉汁や赤み肉の旨みがなくなってしまうのです。
これでは簡単どころか、余計に手間暇がかかってしまいます。
炊飯器でローストビーフを簡単に作りたいのですから、失敗しないように、下ごしらえからきちんと行います。
焼きあがった後も、すぐにカットしてはいけません。
肉汁と旨みが流れてしまいますよ。
②簡単、炊飯器での作り方
1、炊飯器にお湯を4合入れて保温しておく
2、牛もののかたまり肉(300g)に、塩、コショウをまんべんなくかける
3、フライパンで焼き目がつくまで焼く
4、焼き目がついたら、ジップロックに入れ、中の空気を抜く
5、空気が全て抜けたら、炊飯器に入れて、40分保温する
6、取り出してすぐ冷水につける
7、粗熱が取れたら冷蔵庫に入れて冷やす
下ごしらえさえしっかりしておけば、あとは炊飯器が簡単にほとんどやってくれます。
ローストビーフを作るものとしては、炊飯器が一番簡単で失敗しないです。
ローストビーフと言いますと、外食でしか食べられないと思われがちですが、家でも炊飯器さえあれば、失敗しないで簡単にローストビーフが作れます。
炊飯器で作ったローストビーフでも、レストランに匹敵する味が出せるはず。
③失敗させないためのポイントとコツ
ジップロックにお肉を入れたら、しっかりと空気を抜くことが一番のポイント。
完全に抜けていないと、炊飯器の中で浮いてしまうのです。
空気抜きにはストローを使うなど、工夫をして完全に空気を抜くことを忘れずに。
途中でフライパンで焼くことがコツです。
面倒に思うかもしれませんが、この過程こそがお肉の旨みを閉じ込める大事なプロセスです。
出来上がりがピンク色になっていたら、大成功ですよ!
いかがでしたでしょうか?
炊飯器でローストビーフが作れちゃうなんて、一昔前では考えられませんでしたよね。
炊飯器で作ることで、簡単で、失敗もしないことはもちろんのこと、肉の臭みもなく、パサつき感もなく、お店で味わうのと遜色ないローストビーフが作れちゃいます。
初めは炊飯器でローストビーフ!?
と思うかもしれませんが、ここでご紹介した手順で作っていただければ、炊飯器でも簡単に失敗せずにローストビーフが作れちゃいます。
今は炊飯器で色々な料理が出来るようになりました。
炊飯器は「炊飯」のボタンを押すだけでいいのですから、最も簡単で失敗知らずだと思います。
炊飯器の進化と共に、ローストビーフ初め、難しい料理も炊飯器で作れるのですから、炊飯器は主婦の味方ですね。
最後まで読んでいただいてありがとうございます。
以上の情報がお役に立てれば幸いです。