妊娠中に問題になっているのが、妊娠糖尿病です。
通常の糖尿病でも大変なのに、妊婦糖尿病とは食事のメニューにも気を付けなければいけません。
赤ちゃんと二人分だから、と言って、外食ばかりしたり、おやつを食べてしまったり、と、それって言い訳にならないですから!
赤ちゃんのためを思うなら、外食やおやつを制限して、妊娠糖尿病になるのを防がなければなりませんが、
外食やおやつでもカロリー制限等をきちんと行っていれば、ストレス解消のためにも禁止などしません。
毎日の食事メニューでも、工夫次第ではほとんどの物は食べられます。
ここでは、妊娠糖尿病にNGな食事メニュー。
逆におススメな食事メニューをご紹介します。
➀妊娠糖尿病の原因
妊娠すると子宮内に胎盤が作られるのはお分かりのことと思います。
その胎盤ですが、実は血糖値(インスリン)を上げるホルモンが分泌されているんです。
そうすると、インスリンの効き目が弱くなってしまうんですね。
ですから、代わりに膵臓でインスリンが多く分泌されることで、血糖値の上昇を防いでくれているんです。
しかし、体内でインスリンを多く分泌出来ない人は、高血糖になり、妊娠糖尿病を発症してしまう訳です。
その他、肥満体質の方、家族に糖尿病にかかっている人がいる方、高齢出産、過去に流産、早産した方も妊娠糖尿病になりやいと言われています。
➁妊娠糖尿病にならないためのNGな食事、おススメの食事
妊娠糖尿病にならないためには、肉や糖分多めの食事メニューはNGです。
妊娠糖尿病は胎児に影響を及ぼすだけでなく、早産、流産の原因にもなることを知っておいて下さい。
母親の食事内容次第なんです。
妊娠糖尿病にNGな食事
・食事メニュー1:牛、羊、豚などの赤身肉
・食事メニュー2:ベーコン、ソーセージなどの加工肉
・食事メニュー3:チョコレート、アイス、クッキーなどの糖分を多く含むもの
・食事メニュー4:ご飯、パン、炭水化物の取りすぎはNG
これらは妊娠糖尿病を発症させやすいですし、もし発症している方には悪化させてしまう場合もあります。
妊娠糖尿病におススメな食事
・ほうれん草 ・小松菜 ・ナッツ類 ・大豆類 ・きのこ類 ・海藻類
その他、食物繊維が多く含まれる食べ物は腹持ちもいいですし、
食物繊維は、腸内環境を整えてくれて便秘にもいいです。
妊娠糖尿病には外食する時のメニューも大事です。
ここで紹介したような、妊娠糖尿病にNGな食事、おススメな食事を参考にして、外食のメニューにも気を配りましょう。
➂妊娠糖尿病にならないための食事とは?
基本的に妊娠中の外食やおやつはあまりお勧めではありませんが、そうは言っても全くダメだとなると、余計にストレスになって、
お腹の赤ちゃんにも悪影響ですよね。
おやつでしたら、今、ゼロカロリー、低糖質、カロリーオフなどのお菓子がたくさん出ていますので、それらを食べるようにすれば、
それほど問題にはならないと思います。
妊娠中は胎児の成長のために十分な栄養素が必要です。
妊娠糖尿病は赤ちゃんにも影響が出るので、いかに妊娠糖尿防にならないようにするかが大事です。
それには、外食での食事メニューだったりおやつだったり、家の中での食事メニューにも気を配ることが必須です。
外食やおやつはついつい手が出てしまいますが、本来なら、家の中での食事、おやつメニューでコントロールしたいところ。
妊娠糖尿病は怖い病気です。
妊娠糖尿病にかかると、治すのにも時間がかかりますし、今まで以上に制限されることが多くなります。
それでも、妊娠糖尿病になってしまったら、外食やおやつはなるべく控えること。
それ以前に、妊娠糖尿病にかからない食生活が求められます。
妊娠糖尿防予防としては、外食やおやつの工夫が必要です。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
以上の情報がお役に立てれば幸いです。