メラニン色素と聞くと、シミ、しわ、そばかすを作るイヤなもの、というイメージがどうしてもあります。
ですが、メラニン色素の本性を知ると、そうイヤなものでもないことが分かるはずです。
ここでは、メラニン色素の本当の姿をご紹介。
メラニン色素は増やすのがいいとか、減らすのがいいとか、色々言われますが、何を求めているかで、メラニン色素を増やすこと、減らすことは違ってきます。
また、メラニン色素を増やす食べ物。
メラニン色素を減らす食べ物が存在してるのをご存知でしたか?
或る意味、自分でメラニン色素を食べ物でコントロールすることが出来るという訳です。
➀メラニン色素とは?
私たちの肌の色、髪の色、瞳の色を作るのがメラニン色素の役目です。
そのメラニン色素はどうやって作られるのでしょうか?
紫外線を浴びるとメラノサイトという色素細胞が、細胞を守ろうとしてメラニン色素を作り出すのです。
紫外線の肌に触れると活性酸素が発生するのですが、この活性酸素こそがイヤなものなんです。
そこで登場するのがチロシナーゼという酵素。
このチロシナーゼという酵素が、活性酸素を吸収、分解してくれます。
その活性酸素がメラニン色素に変わるわけです。
つまり、活性酸素とチロシナーゼが戦って、チロシナーゼが勝ったら、メラニン色素が作られるという仕組みです。
➁メラニン色素を増やす方法
メラニン色素を増やすと何が起こるかと言いますと、白髪が減る。
色黒肌になる。
ということです。
じゃあ、紫外線をたくさん浴びればメラニン色素を増やすことができるじゃん!
と思いますよね。
ですが、それは健康上よくないことです。
問題なくメラニン色素を増やすには、朝の日光浴がおススメです。
メラニン色素を増やす食べ物としては、昆布、ワカメ、ひじきなどの海藻類の食べ物がいいですよ。
他の食べ物ですと、レバーやうなぎのスタミナ系。
それに加える食べ物としては、ナス、黒マメ、黒ゴマなどの食べ物がおススメです。
➂メラニン色素を減らす方法
メラニン色素を減らすと何を起こすかと言いますと、色白になるということです。
どうやってメラニン色素を減らすのか、その方法は、まず第一に紫外線を浴びないことが挙げられます。
ですが、それは引きこもり以外100%無理なことです。
ですから、メラニン色素を減らすには、メラニン色素と深い関係の紫外線対策が大事になってきます。
日焼け止めクリームを塗る、日傘をさす、帽子をかぶる、サングラスをする、などなど、メラニン色素を減らす重装備たちを利用します。
メラニン色素を減らす食べ物としては、ビタミンC,E,B2,ベータカロテン、ミネラル、リコピンを含む食べ物を摂ることで、メラニン色素を減らす働きがあります。
その中の食べ物でも、パセリ、イチゴ、らっきょう、パパイヤ、トマトといった食べ物が、メラニン色素を減らすのに効果的です。
今や食べ物でもメラニン色素を増やす、減らすことが出来るなんて、本当に私たちの食生活は色々な部分をサポートしていく力があるんですね。