普段何気なく生活していても、実は体の中では常に細菌との闘いが繰り広げられています。
その時に活躍するのが免疫力です。
その反面、免疫力が低下することが原因で、様々な病気を引き起こす可能性があるのです。
免疫力の必要性、免疫力の力は思っている以上に大事なものです。
のちのち病気になった時に、免疫力の重要性を実感することになると思います。
今回は、免疫力の低下が原因で引き起こる病気と、その病気の対策についてお話ししていきます。
出来れば、免疫力が高いうちに、対策を練っておくことが大事になってきます。
➀免疫力の低下の原因
加齢が原因
一般的に免疫力は20代30代をピークにして、40代では半分に、それ以降は急速に落ちていきます。
50歳が「がん年齢」と呼ばれてしまうのは、50代が一番、ウィルスや細菌、がん細胞と闘う免疫力が低下しているからなんです。
ストレスが原因
ストレスは免疫力を低下させる原因の一つです。
それは、近年のスマホ、インターネット、ゲームなどの普及で夜更かししたり、外に出ない状態だったり、不規則な食生活が、大いに関係しています。
睡眠不足、疲れ、食生活の乱れ、運動不足、他心理的負荷、これら全てがストレスの原因となります。
イコール、免疫力を低下させる原因となっているのです。
長い間体が疲れていると、活性酸素が溜まり、免疫細胞を弱体化させることで、「疲労因子」が作られます。
疲れを押して無理をすると、疲労因子が増えてしまうのです。
それと比例して免疫力が低下します。
「食事」「睡眠」「運動」
この三本柱を整えることが、最大的に免疫力を高める対策となります。
➁免疫力の低下が原因で引き起す病気と対策-part1-
病気になる原因と対策1:疲れやすい
体ががだるい、疲れが溜まっている、やる気が出ない。
こんな症状の時は、免疫力が低下しているサインです。
無理をし過ぎて、この状態が続くと、体の抵抗力が無くなり、様々な病気の原因となります。
病気になる原因と対策2:風邪を引きやすい
細菌やウィルスなどが、体の中に侵入することで引き起こされるのが、風邪やインフルエンザという病気。
普通なら細菌からウィルスが体の中に入っても、免疫機能がこれらの物質を退治してくれていました。
ですから、風邪やインフルエンザを完全に治す対策としては、自分自身の免疫力の力だけになります。
病気になる原因と対策3:肌荒れ
生活習慣の乱れやストレスによって、免疫力が低下し、心身のバランスが乱れ、自律神経の働きが弱まると、血液循環が悪くなる原因となります。
この状態では、皮膚に十分な栄養や酸素が行き渡らなくなっています。
それが、肌荒れの原因となっているのです。
対策としては、生活習慣を見直すしかありません。
➂免疫力の低下が原因で引き起す病気と対策-part2-
病気になる原因と対策4:アレルギー
花粉症などに代表されるアレルギーは、体内に花粉が入った時に免疫機能が過剰に反応して起こります。
これは、免疫力が高いから過剰反応するのではありません。
逆に、免疫力が低下しているために、免疫機能が正常に機能しないことが原因となり、アレルギーという病気が発症するのです。
病気になる原因と対策5:がん
健康な人でも毎日体の中では、細胞分裂を繰り返しています。
そこには、5000~6000個ものがん細胞が発生していることになります。
ですが、すぐにがんにはなりません。
免疫細胞ががん細胞と闘っているので、がんが発症したり、増えたりするのを未然に防いでいるんです。
この時、免疫力が低下していると、がん細胞と闘うエネルギーが足りず、がんという大きな病気を発症する原因となるのです。
免疫力を活発にすることが、がんという病気だけに限らず、様々な病気や不調から自分を守ってくれる、最大の対策です。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
以上の情報がお役に立てれば幸いです。