生理痛の強弱は人それぞれですが、生理痛があまりにもひどい人は、学校や会社を休むほどです。
それでも、生理痛は病気ではない、と男性にはあまり理解されていません。
だとしたら、自分でどうにかするしかありませんよね。
そこで、手軽に出来る生理痛改善法として、ツボ押しがあります。
手にも足にも、生理痛を緩和するツボがあります。
手や足なら自分でも出来ますよね。
そして、生理痛と言えば腹痛と腰痛もついてきます。
腹痛もそうですが、腰痛もなかなかツライものです。
手足のツボ押しの場所を公開。
そして、生理痛の中の腰痛に関して調べてみました。
➀生理痛の手足のツボ
手のツボ
〇ツボ1:合谷(ごうこく)
手の親指と人差し指の骨が交わる部分よりも、やや人差し指よりのくぼみ。
効能:生理痛、頭痛、歯痛、肩こりの緩和
足のツボ
〇ツボ2:血海(けっかい)
足の膝の内側のお皿の上、指2本と指半分上。
効能:生理痛の緩和、生理不順の改善
〇ツボ3:足三里(あしさんり)
足の膝のお皿の外側にあるくぼみから、指4本分下、脛の骨の外側。
効能:生理痛の緩和、胃腸トラブル改善
〇ツボ4:三陰交(さんいんこう)
足の内くるぶしの一番高いところから、指4本分上の、脛の骨の後ろ側にあるくぼみ。
効能:生理痛緩和、婦人科トラブル、冷え性改善
〇ツボ5:照海(しょうかい)
足の内くるぶしの一番高いところから、親指1本分下、内くるぶしの真下のくぼみ。
効能:生理痛の緩和、生理不順の改善
➁生理痛が手や足のツボで改善する理由とは?
生理痛とは一見関係ないのに、手や足のツボを押すと痛みが消える。
これは何故なのでしょうか?
私たちの体には皮膚に刺激を与えると、反射的に自律神経の作用によって、心拍数や血流など、身体の変化が起こるという仕組みになっています。
これを 体性 - 内臓反射 と呼んでいます。
この作用を利用したのが、整体や針灸なのです。
手足にはたくさんのツボがあり、手足のツボの痛み具合で、体調が分かります。
生理痛も手足のツボ押しで緩和出来るのなら、やらない手はないですよね。
➂生理痛で腰が痛くなるのは何故?
生理痛の中でも腰痛が起こるのは、生理の時期に起こるホルモンの急激な変化が関係しています。
生理期に入ると、経血を出しやすくするために、骨盤が開いていきます。
その際に、骨盤を開きやすくするため、リラキンという関節を緩める働きをする、卵巣ホルモンの一種である物質が分泌されます。
その働きこそが筋肉や腰へ影響していき、生理中に生理痛として腰痛が起こる訳です。
生理中の腰痛を和らげる方法
〇テーピング
生理痛の腰痛の緩和にはテーピングがお勧めです。
骨盤をぐるっとテーピングで一周させることで、腰をサポートします。
〇ツボを刺激
生理痛のツボと合わせて、腰痛のツボも刺激するといいですね。
腰のツボは自分では押しにくいので、カイロで腰を温める方法もあります。
〇お灸
全身の血流が良くなり、硬くなっている腰の筋肉がほぐれます。
それによって、腰痛が緩和出来ます。
生理痛は月に一度やってくる、女性にとってはブルーな日です。
手足のツボ押しで生理痛が緩和して、少しでもブルーデイを無くしていきたいですね。
また、生理痛の一種腰痛も、ご紹介したような方法で緩和していくことで、少しでも生理痛から解放してあげたいですね。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
以上の情報がお役に立てれば幸いです。