一昔前と違って今は一人っ子の子供や、兄弟の少ない子供が多くなっています。
その分、親が子供に構う時間が多くなり、結果的に子離れできない親が増えていますよね。
子離れできない親の心理や対処はいくつかあるようですが、子離れできない親は親離れできない子供を作るだけです。
子離れできない親の心理と対処法を調べましたので、是非、参考にしてみて下さい。
子離れできない親が誕生してしまうのは、父親が父親の役割をしっかりしていないという点もあります。
息子が将来「マザコン」と言われて、普通の結婚生活を送れなくなる前に、小さい頃から子離れ出来る親になっていましょう。
SMAPのライオンハートではありませんが、一番愛情を向けるのは夫婦です。
二番目が子供です。
母親父親としてだけでなく、夫として妻として機能していかなくては、子離れできない親と認定されるでしょう。
➀子離れできない親の心理と対処法-その1-
着替えなどでもママがやった方が早いと、ついつい子供がやる前にママが何でも先にやってしまいがちです。
子供が自分でやる機会を与えない限り、いつまでたっても自分で出来るようにはなりませんよね。
子供には子供のペースがあるのですから、遅いからとイライラしたり、手助けしそうになっても、次にやることを上手く誘導してあげることも必要です。
ママはヒントを与えて、子供が自分で考えて、自分で行動を起こすサポートをしてあげましょう。
よく、周りの子と自分の子を比べがちです。
あの子は出来ているのに、うちの子はまだ出来ないと不安になりますよね。
でも、みんな同じじゃつまらないではないですか。
子供の個性として受け止めるのも大事です。
そして、子供同士のけんかなどにもしゃしゃり出ないように気を付けましょう。
子供同士で解決策を見つけることも学びの一種です。
➁子離れできない親の心理と対処法-その2-
子供のことが心配じゃない親なんていません。
ですが、四六時中子供のことが頭から離れないのは問題です。
そのこと自体が子離れできない親の原因です。
例えば、子供を預けた場合、自分の目の届かない場所で子供がどう過ごしているのか。
ママがいなくて大丈夫なのか。
などとソワソワしてしまうこともあるかもしれません。
でも、子供って結構臨機応変に対応しているものですよ。
保育園、幼稚園、小学校などに通うようになったら、ママも自分の時間を楽しむ余裕を持つといいかもしれません。
ママになる時のONとOFFを上手く切り替えましょう。
子供に何かしてあげたとしても、決して見返りなど求めないようにしましょうね。
また、危ないから、これは子供のためだから、というのも過干渉です。
子供の頃に失敗を経験しないと、将来挫折した時に耐えられない大人になってしまいます。
子離れも重要な育児の一つです。
➂子離れできない家庭での父親の役目とは?
ここで自立への3段階をご紹介します。
1.手が差し伸べられる距離
2.声が届く距離
3.子供が戻れる距離
この3段階を成功させるには父親が積極的に子育てに参加してくれることが条件です。
これは、精神的に父親が子離れを助けるというものです。
子離れできない親をつくる責任は父親にもあります。
例えば、母と子の間に割って入って、子供を引き離す強引な部分も必要なのです。
この嫌われ役を買って出る父親が減っています。
理解ある父親であろうとするのです。
それが結果的に母親に任せっきりで、自分はおいしい部分だけ子供と接して好かれようとするパターンが生まれてしまうのです。
今一度、夫婦で話し合って、父親としての役割、母親としての役割を確認するといいかもしれませんね。