風邪と一言で言ってもたくさんの症状がありますよね?
それでも、風邪になり熱が出て、咳が出て、鼻水が出るこの症状、早く治したいです。
それぞれの症状に合った治し方がありますが、早く治したいとアレもコレもと手を出しがちです。
本当の部分では一番シンプルな治し方でいい場合が往々にしてあります。
熱、咳、鼻水の場合の治し方について知りたいですよね?
風邪薬が何十種類もあるように、風邪の正しい治し方は正解がありません。
考えられる風邪の治し方として、熱、咳、鼻水それぞれの治し方をご説明します。
辛ーい風邪、早く治しちゃいましょう!
➀風邪の治し方-熱-
風邪を引いて熱が出た場合はまずは暖かくすることと、体温を保つことが一番です。
体温は1℃下がると30%免疫機能が低下します。
逆に1℃上がると5倍ほど上昇します。
と言うことは、平熱が36.0℃~36.5℃の方ですと、37.0℃~37.5℃になると、体の免疫機能が通常より上がっている状態になりますよね。
風邪で熱が出ているということは、体の免疫機能が風邪のウィルスを必死に戦っている状態な訳です。
早く風邪を治したい方は、ここできちんとした解熱の治し方をしないと、長引くことになってしまいます。
37.0℃~37.5℃の熱は、実はウィルスに抵抗するための温度としては、一番適していることを知っていましたか?
ですから、早く治す治し方として、下手に風邪薬や解熱剤は飲まない方が正解です。
このように、早く治す治し方なら、体温を保つために体を暖かくすることが重要です。
よく風邪を引いて熱が出ると、ストーブを何台も持ってきて点けたり、厚着をさせて体を暖めようとする場合があるかと思います。
でも、それって風邪の時の熱の治し方としてはNGなんですよ。
何故、風邪の時の熱にダメなのかというと、汗をかきすぎると逆に体を冷やしてしまうからなんです。
風邪で熱が出た時は、早くラクになりたいと間違った治し方をしてしまうのが、一番、風邪の時はやってはいけないことです。
➁風邪の治し方-咳-
風邪を引いて咳が出る場合は保湿することが一番です。
風邪を引いて熱は下がったけど咳がなかなか治らない。
咳をすることで、また咳を引き起こすという負のスパイラルなんです。
ですから、風邪の時には乾燥には重々気を配って保湿することが大事なんです。
インフルエンザなども湿度に弱いと言われていますので、二次被害にならないためにも保湿を積極的にしましょう。
風邪を引いて咳や喉の痛みの具体的な対策としては、「加湿器」「マスク」「のど飴」「鼻呼吸」「のどスプレー」などが挙げられます。
あれ?と思いませんか?
この中に「うがい」がないのは意外ではないですか?
うがいをすれば風邪予防になると言われてきていますが、実は科学的根拠はないんです。
もちろん、早く治す治し方としては、しないよりはしたほうがいいかと思いますが、意識的にしなくてもいいと思います。
風邪を引いて咳や喉が痛い時は、刺激の強い食べ物やアルコール、喫煙などは控えましょう。
割と早くに風邪の治し方で治っても、まだ咳は長引くということはよくあることです。
早く風邪が治ったと思っていても、咳がなくなるまでは、正しい治し方ではありません。
➂風邪の治し方-鼻水-
風邪を引いて鼻水が出るというのは、ウィルスを外に追い払おうとする機能が働いている証拠です。
透明な鼻水ですとまだ鼻風邪程度で軽いですが、黄色くてネバネバしてきていたら本格的な風邪です。
鼻づまりがひどくて呼吸がしんどい場合は、咳の時同様加湿するといいでしょう。
また、蒸しタオルを鼻周辺にかけてあげるのもいいですよ。
早く風邪の鼻水の治し方としては、とにかく乾燥を防いで、鼻の通りを良くする環境を作ることです。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
以上の情報がお役に立てれば幸いです。