肩こりと頭痛はセットで襲ってくる厄介な奴。
とりあえず薬を飲んでしのごうとしますが、慢性的な肩こり、頭痛ではだんだん薬も気休め程度になってきてしまいます。
病気をすれば薬を飲んで治すものですが、肩こり、頭痛も立派な病気なのに、あまり薬に頼らない方がいいと言われてきています。
じゃあ、肩こり、頭痛は我慢するしかないの?
そんな時にはツボを押して改善する方法があるのです。
体というものは面白いもので、体の痛みを体のツボで改善できるという仕組みになっています。
まず、薬に頼らずに、自分自身出来ることから痛みを和らげる柔軟性を持つことも大事です。
➀肩こり、頭痛に効く首のツボ
首は神経が集中している部分であり、頭部と体をつなぐ重要なものです。
まずは首のツボで体全体の調子を整えてみましょう。
天柱(てんちゅう)
肩こり、頭痛に効く首のツボとしては、首筋にあるツボです。
首のうしろの髪の毛の生え際当たりになります。
具体的なやり方と言いますと・・・。
頭部をうしろから抱え込んで、両方の親指でツボをじっくり押します。
5秒~10秒、ゆっくり押して、5秒~10秒、手を離す。
これを3~5回繰り返す。
注意するのは痛いくらいに押すのではなく、いた気持ちいい程度が良いでしょう。
薬もはるか昔からあるものですが、ツボの歴史も古いです。
今の時代、薬で何でも治そうとしますが、薬が全てではありません。
時に、肩こりや頭痛などは、薬よりツボの方が効くという報告もあります。
肩こりは慢性的なると、とてもつらいものですよね。
頭痛まで引き起こす肩こりは、単に薬だけで治るほど簡単ではありません。
➁肩こり、頭痛に効く頭部のツボ
百会(ひゃくえ)
頭部にあるツボで有名なのがこのツボです。
ここは自律神経にも関わるツボでも知られています。
場所は頭のてっぺんのど真ん中にあります。
具体的なやり方と言いますと・・・。
両手の中指に人差し指と薬指を添えて、押したり、力を緩めたり、を繰り返します。
肩こり、頭痛の他にも、眼精疲労、肉体的、精神的な疲労にも効果的です。
肩こり、頭痛を薬でなく、ツボで治す方法として、ご紹介していますが、中でも肩こりは厄介なものです。
小さな頃って、あまり肩こりに悩まされることってありませんよね。
肩こりって大人の病気なんです。
よく、おじいちゃんおばあちゃん孝行に、肩こりをしてあげたりしますが、年を取るほどに肩こりは酷くなっていくようです。
➂肩こり、頭痛に効く肩のツボ
肩井(けんせい)
肩こりなのですから、肩のツボが一番ダイレクトで、効き目も高いですよね。
肩のツボは肩井というツボです。
場所は首のうしろの付け根と、肩先を結ぶ線の真ん中にあるツボです。
正に、肩の中心部分になります。
このツボを押すことで、肩全体の血液の流れが良くなります。
肩こりは血行不良が原因の場合がほとんどですので、肩井に刺激を与えます。
ツボ押しは回数を重ねるほどに効果が出ますので、少しの時間ツボ押しで肩こり、頭痛を改善しましょう。
肩こり、頭痛は筋肉が硬くなって起こりますので、基本的には筋肉を緩めるといいですよ。
濡らしたタオルを電子レンジでチンしてホットタオルにしてから、首元を温めることもいいですし、ストレッチで体を伸ばしたり、緊張状態を緩和したりするのもいいかと思います。
それプラス、ここまでご紹介したツボ押しを取り入れれば、肩こり、頭痛も薬に頼らずに済みます。
肩こり解消法は、温める、押す、伸ばす
この3ステップで肩こり、頭痛知らずになりましょう。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
以上の情報がお役に立てれば幸いです。