観葉植物は室内を癒しの空間へ変えてくれる、今や家庭やオフィスでも置いてあることが普通になってきました。
インテリアとしても適していて、室内に観葉植物があるだけで雰囲気が全然変わります。
中には空気を綺麗にしてくれる、清浄効果がある観葉植物もあります。
インテリアの一つとしてもすぐに室内に溶け込む観葉植物は、人の心を落ち着かせる力も持っています。
そんな観葉植物の育て方は簡単なのでしょうか?
小さなものから大きなものまである観葉植物ですから、それぞれ育て方は大変そうですが、基本さえクリアしていれば、割りと簡単に育てることが出来るようです。
観葉植物の育て方を中心にご紹介していきたいと思います。
緑の綺麗な空気で癒されてみてはいかがでしょうか?
➀観葉植物の育て方-1-
観葉植物の育て方を色んな角度から見ていきましょう。
〇日光
観葉植物が強い日差しに当たると、葉っぱが焼けて枯れてしまいます。
逆に、日光が足りないと元気がなくなってしまいます。
ですから、丁度良いくらいの日光が必要なのですが、置き場所別にどんな観葉植物が適しているのか調べてみました。
・直接日差しを受ける窓際の観葉植物
シマトネリコ
ボトルツリー
カポック(シェフレラ)
ユッカ
ウンベラータ
・レースのカーテン越し程度の明るい日陰の観葉植物
パキラ
サンスベリア
ガジュマル
ドラセナ
オーガスタ
・蛍光灯の下で育つ耐陰性のある観葉植物
モンステラ
テーブルヤシ
オリヅルラン
フィカスプミラ
スパティフィラム
・日陰の暗い場所で育つ観葉植物
ポトス
アイビー
シュロチク
アグラオネマ
サクララン(ホヤ)
プラリス
アジアンタム
➁観葉植物の育て方-2-
〇風通し
観葉植物は乾燥に強い反面で、蒸れには弱いです。
風通しが悪いといつまでも土が乾かないのでじめじめしてきますよね。
そうすると病害虫が寄ってきて根腐れするんです。
ですから風通しの良い玄関や窓際に置くのがベストです。
風という部分でエアコンは良いのかと思われがちですが、エアコンの近くはNGです。
〇土
赤玉土7 : 腐葉土3 + 化成肥料
この配合が観葉植物の土の基本です。
また、水はけの良さを考えるなら、川砂やパーライトを1割加えるといいでしょう。
〇植木鉢
苗よし一回りから二回り大きな鉢を選びましょう。
その際に底に穴の開いたものであることを確かめましょう。
小さな鉢にすると根が鉢いっぱいに延びてしまって、健康に育たなくなります。
底に穴がないと病気、害虫、カビが出来てしまうのです。
〇時期
春~秋が最も適しています。
4月~9月の間がベスト。
➂観葉植物の育て方-3-
〇水やり
水やりの目的は何だと思いますか?
一つは、土を湿らせて観葉植物が根から水を吸える状態にすること。
二つ目は、土の中の空気を入れ替えることなんです。
水やりは午前中10時までにあげるか、もしくは、夜18時以降にあげるか、一日の中で涼しくなる時間を選びましょう。
ただ、水やりは冬場は回数を減らしてもいいです。
観葉植物が休眠期に入るからです。
水やりの種類としては、葉っぱへの霧吹き(葉水)も行いましょう。
そうすることで観葉植物に埃がたまるのを防いで、色ツヤをよくして、元気な状態を保つことが出来ます。
気を付ける点で言うと、水の与えすぎには気を付けてほしいです。
土が乾く前にまた水やりをすると、酸素不足になって、根が呼吸できなくなってしまうからです。
また、室内の観葉植物では鉢底の受け皿にたまった水は、その都度捨てることも大事です。